2018-19年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 05:13 UTC 版)
「BRエンジニアリング・BR1」の記事における「2018-19年」の解説
2018-19年の世界耐久選手権のスーパーシーズンでは、3台のBR1が投入された。2台はSMPレーシングで、もう1台はドラゴンスピード(英語版)だった。2チームの車は、エンジンの選択が異なっていた。SMPは、AER製のP60B 2.4リッターV6ターボエンジンを使用した。ギブソン製のGL458 4.5リッターV8自然吸気エンジンを使用したドラゴンスピードは、レベリオン・レーシングがR13で使用したものと同じエンジンだった。 スパ6時間でのデビュー戦は、ドラゴンスピードのドライバーであるピエトロ・フィッティパルディが、予選中の事故で両足を骨折した。車は電気系の問題を抱えていた為、オールージュを登っている時に車がコントロールを失い壁に衝突し、レースに参加できなかった。 SMPレーシングも#17が技術的な問題を抱えていた。だが#11は予選で5位だった。レースでは、#17がオールージュの頂上で空中を飛ぶアクシデントが発生しリタイヤした。 #11は総合5位でフィニッシュした。 ル・マン24時間レース(英語版)では、ドラゴンスピードの#10 BR1がポルシェカーブの出口でクラッシュし、レース残り約7時間40分で、リタイアした。#17もポルシェカーブでアクシデントを起こし、リアに深刻なダメージを与えた。 マテヴォス・イサーキアンは再び走らせようとしたが、エンジンが修理不可能なほど損傷し、数メートル動かした後、再び車を止めた。#11はレースの早い段階でメカニカルトラブルが発生し、再びレース復帰したが、315周でリタイヤとなった。 シルバーストンでは、#11 SMPレーシングBR1でエンジントラブルが発生し、リタイアした。しかし2台のトヨタ・TS050ハイブリッドが失格となったため、#17は2台のレベリオン・R13に次ぐ総合3位でフィニッシュした。ドラゴンスピードの#10はメカニカルトラブルが起こり、総合25位、クラス4位だった。 富士スピードウェイでは、SMPの#17 BR1が右前輪外れた後、メカニカルトラブルが発生し、リタイヤした。一方#11は総合4位でフィニッシュした。ドラゴンスピードの#10もメカニカルトラブルを起こし、リタイヤした。
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2018-19年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/10 15:57 UTC 版)
「Jotaスポーツ」の記事における「2018-19年」の解説
今年もジャッキー・チェン・DCレーシングとのジョイントを継続。なお、ドライバーラインナップは大幅に変更された。37号車はジャゼマン・ジャファー、ウェイロン・タン、ナビル・ジェフリのマレーシア人ドライバー3人、38号車はタンが残留し、離脱したジャービスとLMP1チームに復帰したレベリオンから参戦するローランに代わり、新たに20歳でWEC初参戦となるガブリエル・オブリー、2年ぶりのWEC復帰となるステファン・リシェルミの3人が務める。 開幕戦スパから好調を見せ、クラス2位と4位を獲得。第2戦ル・マンでは2017-18年のアジアン・ル・マン王者としての参戦枠もあり4台体制で参戦。チームとしてはクラス連覇を狙ったものの、スタートからすぐに37号車にトラブルが発生し一旦はガレージで作業を行ったが、後にコースに復帰している。38号車は左フロントのパンクに見舞われた後、数時間後にミュルサンヌ・ストレートで同じ左フロントタイヤがバーストしてしまう。これにより左フロアを破損し、こちらもガレージで修復作業を行った後、コースに復帰した。レース途中には34号車がトラブルでリタイアとなったり、37号車がスピンしてしまい順位を落とす場面があったものの大事には至らず、37号車が総合8位(クラス4位)、38号車が総合10位(クラス6位)、33号車が総合12位(クラス8位)で3台は無事に完走を果たした。その後は2台体制に戻り、第3戦シルバーストンと第4戦富士ではクラス1-2フィニッシュを達成。それぞれの優勝を38号車、37号車とで分け合っている。母国レースとなった第5戦上海では38号車がLMP2クラスでポール・トゥ・ウィン。第6戦セブリングでは37号車のメンバーを一斉変更。デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン、ジョーダン・キング、ウィル・スティーブンスの3名が務めることになった。このレースは38号車がポールポジションを獲得。37号車も2番手に続き、好調かと思われた。しかし38号車にトラブルが相次ぎ順位を最下位にまで落としてしまう。一方の37号車はスタートから順調にレースを進めていき、最終的にクラス優勝を果たした。38号車は6位。スパでは38号車が3位に入り、2台ともにタイトル獲得の望みをつなげる。シーズン2度目となったル・マンでは37号車にメンバー変更があり、別チームから参戦するスティーブンスに代わり、ウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦しているリッキー・テイラーが第3ドライバーを務める。このレースでは2台ともにタイトルがかかる中、予選では下位に沈む。だが決勝では好ペースを発揮し、一時は3位と4位を快走していた。しかし、ナイトセッションで37号車にギアボックスのトラブルが発生し、ガレージで作業するもそのままリタイアとなってしまう。38号車は他車のトラブルもあり2位に浮上し、そのままチェッカーを受けた。最終的にライバルであるシグナテック・アルピーヌ・マットムートに敗れはしたものの、38号車は166ポイントを獲得しランキング2位、37号車は138ポイントを獲得し3位でシーズンを終えた。
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