2005年ダッカ縫製工場崩壊事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/07/31 13:30 UTC 版)
| 日付 | 2005年4月11日[1] |
|---|---|
| 時刻 | 00:45 am BST (UTC+6) |
| 場所 | バングラデシュ・ダッカ県サバール郡 |
| 別名 | Spectrum garment factory collapse |
| 死者 | 73[2] |
| 負傷者 | ~80>[3] |
2005年ダッカ縫製工場崩壊事故（2005ねんダッカほうせいこうじょうほうかいじこ）は、2005年4月11日にバングラデシュ・ダッカ県サバール郡で9階建てのスペクトラム縫製工場が崩壊した事故[4][5][1]。
1階に設置されていたボイラーの爆発が原因であったものの、工場の建物自体が湿地帯にも関わらず十分な耐震性が無かったことが判明[1]。またオーナーのシャリアール・サイード・フサインの妻が高等法院の裁判官であったことから、建築認可などで不正があったと疑われていた。カレダ・ジア首相は事故を受けて建築の安全性に関するタスクフォースを立ち上げたものの、それにも関わらず8年後に同じサバールでラナ・プラザ崩落事故が発生し大勢の犠牲者を出すことになった。
脚注
- ^ a b c 「バングラで工場崩壊、数百人下敷きか」『朝日新聞』朝日新聞社、2005年4月11日。オリジナルの2005年4月13日時点におけるアーカイブ。2025年5月14日閲覧。
- ^ Buerk, Roland (2005年5月9日). “Bail denied over factory collapse”. BBC News 2016年10月19日閲覧。
- ^ Davelaar, Geertjan (2013年4月11日). “Spectrum collapse: eight years on and still little action on safety”. Clean Cloths Campaign. 2016年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月19日閲覧。
- ^ Davelaar, Geertjan (2005年4月1日). “Factory collapsed - Bangladeshi Garment Workers Buried Alive”. Clean Cloths Campaign. 2016年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月19日閲覧。
- ^ Islam, Shariful; Ashraf, Shamim (2005年4月12日). “9-storey Garment Building Crumbles at Savar”. The Daily Star. オリジナルの2016年10月19日時点におけるアーカイブ。 2016年10月19日閲覧。
関連項目
- 2012年ダッカ縫製工場火災
- 2012年パキスタン工場火災
- 事故の一覧#建造物崩壊
外部リンク
- Spectrum collapse related news on Clean Cloths Campaign.
- 労働者・生存者とのインタビュー - 2005年6月1日
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