盗人の昼寝
読み方：ぬすびとのひるね・ぬすっとのひるね
盗人の昼寝（ぬすびとのひるね / ぬすっとのひるね）とは、「人のする事は何事にも当人なりの魂胆があるものだ」という意味のことわざ表現。「盗人の昼寝も当てがある」ともいう。
盗人は夜に盗みをはたらくため、昼間に寝て休息を取る。傍から見れば昼間っから寝てウカウカと過ごしているように思われるが、当人にとっては夜のつとめに備えた大事な休息である。そんな事情は他人の知る由もない。これは何事においても同様で、万事につけ他人には容易に伺いしれない目論見というものがあるものである。
「盗人の昼寝」は「何をするにも相応の準備が必要である」という趣旨で解釈される場合もある。
「盗人の昼寝」ということわざの本旨そのものは「何事においても」該当する事として扱われており、特に善行や悪行といった区別が設けられているわけではないが、比喩として「盗人」を引き合いに出されている手前、どうしても悪人・悪行・悪だくみを示唆する文脈で用いられやすい。「ああ見えてロクでもないことを考えている」「後で何をしでかす腹づもりか分からん」というようなニュアンスで扱われることが多い。
盗人を題に取ったことわざは多い。他にも「盗人に追い銭」「盗人にも三分の理」「盗人猛々しい」「盗人を見て縄を綯う（→泥縄）」などのことわざ・慣用句がある。
盗人の昼寝（ぬすびとのひるね / ぬすっとのひるね）とは、「人のする事は何事にも当人なりの魂胆があるものだ」という意味のことわざ表現。「盗人の昼寝も当てがある」ともいう。
盗人は夜に盗みをはたらくため、昼間に寝て休息を取る。傍から見れば昼間っから寝てウカウカと過ごしているように思われるが、当人にとっては夜のつとめに備えた大事な休息である。そんな事情は他人の知る由もない。これは何事においても同様で、万事につけ他人には容易に伺いしれない目論見というものがあるものである。
「盗人の昼寝」は「何をするにも相応の準備が必要である」という趣旨で解釈される場合もある。
「盗人の昼寝」ということわざの本旨そのものは「何事においても」該当する事として扱われており、特に善行や悪行といった区別が設けられているわけではないが、比喩として「盗人」を引き合いに出されている手前、どうしても悪人・悪行・悪だくみを示唆する文脈で用いられやすい。「ああ見えてロクでもないことを考えている」「後で何をしでかす腹づもりか分からん」というようなニュアンスで扱われることが多い。
盗人を題に取ったことわざは多い。他にも「盗人に追い銭」「盗人にも三分の理」「盗人猛々しい」「盗人を見て縄を綯う（→泥縄）」などのことわざ・慣用句がある。
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