中国国民党とは? わかりやすく解説

ちゅうごく‐こくみんとう〔‐コクミンタウ〕【中国国民党】


中国国民党

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 23:25 UTC 版)

中国国民党(ちゅうごくこくみんとう、繁体字: 中國國民黨拼音: Zhōngguó Guómíndǎng[1]英語: Chinese Nationalist Party、Kuomintang[11]略称: KMT[11])は、中華民国台湾)の政党略称国民党[18](こくみんとう)。イメージカラーは藍色で、ニュース報道等では、民主進歩党(以下、民進党)の「緑」に対して「藍」と呼ばれることがある。民進党と共に二大政党制を形成している。2024年1月現在は野党かつ立法院第1党である[19]


注釈

  1. ^ 国民党で「総理」と呼ばれるのは孫文のみ。党首は「主席」と呼ばれる、
  2. ^ ただし、日本語版は2016年末以降は更新されず消失、2020年からは新たにTwitterにおいて日本語で情報発信する活動を開始している[20]

出典

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  49. ^ http://news.sina.com.cn/c/gat/2016-01-18/doc-ifxnrahr8467881.shtml 朱立伦辞去国民党主席 副主席黄敏惠暂代党主席
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中国国民党

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2020年中華民国総統選挙」の記事における「中国国民党」の解説

2019年3月22日告示7月15日国民党総統予備選挙の結果韓国瑜が44.805%得票し、郭台銘(22.73%)、朱立倫(17.90%)、周錫瑋(6.02%)、張亜中(中国語版)(3.54%)を下し総統候補選出された。

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2008年中華民国総統選挙」の記事における「中国国民党」の解説

2005年7月行われた党主席選挙で、馬英九王金平立法院長に20票以上の大差をつけるなど、以前から馬英九国民党候補者選ばれる空気出来上がりつつあった。しかし2006年後半から取りざたされた台北市長時代の特別支出に関する横領疑惑状況一変する2007年2月馬英九起訴されると、2月13日中央常務委員会を開き起訴され段階党員としての権利停止され一審有罪となれば除名されるという「排黒条款」について、党章党規約)に抵触するとして無効とする見解示した。しかしこのことがかえって馬英九総統選挙候補者にするためのものだという批判呼んだ国民党予備選挙には、馬英九のほかに高雄師範大学教授出馬表明したが、予備選挙への登録に必要な署名集めることができなかった。また、出馬有力視されていた王金平立候補の表明を行わなかった。このため予備選挙への登録を行えたのは馬英九ただ一人という状況になり、国民党5月2日中央常務委員会において馬英九総統選挙候補者とすることを正式に決定した総統選挙には副総統候補コンビ立候補することになるが、馬英九この人選に苦労することになる。当初副総統候補王金平考えていたが、互い意見一致せず両者話し合い5月31日決裂する6月23日副総統候補として蕭万長行政院長最終的に選ばれた。

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2012年中華民国総統選挙」の記事における「中国国民党」の解説

現職総統馬英九以外に立候補はなく、2011年4月27日馬英九正式に次期総統候補選任した同年6月19日、馬候補は、現職行政院長首相)である呉敦義副総統候補選任する発表

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台湾問題」の記事における「中国国民党」の解説

国家連合構想 連戦2000年総統選挙間中李登輝後継者であったため、二国論を支持していた。しかし、選挙後、自ら党主席就任しその後連戦李登輝路線修正始めた2001年1月4日に、連戦新著『新圖、新動力』の発表会で、著書内容関連して中国との国家連合提唱した同年8月開かれる第16回全国党大会において、党政策綱領盛り込もうとした。しかし、党内台湾本土派の反対により大会開催前断念せざるを得なかった。また、中国側同年3月全人代報道官反対表明している。その後しばらくの間連戦国家連合唱え続けたが、後には自らの提案存在自体否認する発言行っている。 3つの選択肢馬英九2006年2月14日、中国国民党は台湾本土派の日刊紙自由時報」に意見公告掲載した。そこで馬英九党主席は、統一独立現状維持3つの選択肢上げ統一最終的目標であるが、現在は現状維持が最も現実的な選択肢だと述べた。これは、陳水扁総統国家統一綱領国家統一委員会廃止言及した事を牽制するものであった。ただし、この意見公告に対しては、最終的な統一馬英九理想である事を強調する見方と、中国国民党が台湾独立台湾有権者選択肢一つとして明言したことを重視する見方がある。なお、2004年に、中国国民党籍の王金平立法院院長も、「台湾独立選択肢一つ」と述べたことがある

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1996年中華民国総統選挙」の記事における「中国国民党」の解説

与党国民党は、1995年8月開催され第14回党大会総統候補選出方法議論し洋港や郝柏村など党内非主流派が主張する200万人党員投票ではなく主流派求め1973人の党員代表による投票で行うことを決定した党員代表による投票の結果現職李登輝総統候補指名した副総統候補行政院長連戦指名した連戦立候補にあたって行政院長辞職する意向であったが、後任行政院長立法院承認する可能性低かったため、李登輝連戦辞職認めなかった。

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