ﾜｶﾅ

デジタル大辞泉

わか‐な【若名】

読み方：わかな

若い時の名。幼名。

「われわれ年も半ばふけ、—にてもいかがに候」〈咄・醒睡笑・二〉

わか‐な【若菜】

読み方：わかな

１ 春に芽ばえたばかりの食用になる草。「—を摘む」

２ 年頭の祝儀に用いる七種の新菜。古く宮中で、正月の初の子(ね)の日（のち7日）に、万病を除くとしてこれを羹(あつもの)にして食べる習わしがあった。

３ 正月7日に七種の新菜を入れて作る餅粥(もちがゆ)。2の風習が民間行事化したもの。若菜粥。七草粥。《季 新年》

わかな【若菜】

読み方：わかな

源氏物語第34・35巻の巻名。上・下に分ける。光源氏39歳から47歳。女三の宮の光源氏への降嫁、明石女御の皇子出産、柏木と女三の宮との事件などを描く。

狂言。和泉流。果報者が仲間と野遊びに出かけ、若菜摘みに来た大原女(おはらめ)たちと出会って酒盛りとなる。

源氏物語・若菜上巻の一場面／画・尾形月耕 国立国会図書館蔵

源氏物語・若菜下巻の一場面／画・尾形月耕 国立国会図書館蔵

歴史民俗用語辞典

若菜

読み方：ワカナ（ｗａｋａｎａ）

正月７日の七草粥。

邦楽古典作品一覧

若菜

作曲者	松浦検校
曲名	若菜
曲名カナ	ワカナ
作曲年
楽器構成	歌、三弦、箏、尺八
楽曲編成
演奏時間	１９分３３秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日	昭和３８年１１月１２日
演奏者	歌・三弦　阿部桂子、歌・箏　藤井久仁江、尺八　鳥井虚霧洞
備考	前田某作詞、八重崎検校作曲
作曲者カナ	マツウラケンギョウ
曲名コード	28-b
サウンド
イメージ	準備中
∴	◎

季語・季題辞典

若菜

読み方：ワカナ（ｗａｋａｎａ）

七草粥に入れる春の七草の総称

季節 新年

分類 植物、宗教

若菜

読み方：ワカナ（ｗａｋａｎａ）

春先に生える蔬菜の総称

季節 春

分類 植物

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

若菜

読み方：ワカナ（ｗａｋａｎａ）

初演 万治2.11(江戸・松平大和守邸)

地名辞典

若菜

読み方：ワカナ（ｗａｋａｎａ）

所在 北海道夕張市

若菜

読み方：ワカナ（ｗａｋａｎａ）

所在 福岡県飯塚市

若菜

読み方：ワカナ（ｗａｋａｎａ）

所在 福岡県筑後市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア小見出し辞書

ワカナ（御室若菜：10）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/26 07:52 UTC 版)

「パワプロクンポケット14」の記事における「ワカナ（御室若菜：10）」の解説

キョウの札侍。許嫁はショウマ。イヌイに敗れ、切腹を申しつかった許嫁を救うためイヌイを倒そうと思っている。

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「ワカナ」の例文・使い方・用例・文例

• 今度ワカナのお父さんに美味しいソバを作ってもらおう。