xDSL
xDSLとは、電話線を用いて高速デジタルデータ通信を実現する技術の総称である。
xDSLの具体的な技術としては、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)をはじめ、SDSL(Symmetric Digital Subscriber Line)、HDSL(High bitrate Digital Subscriber Line)、VDSL(Very high bitrate Digital Subscriber Line)、RADSL(Rate Adaptive Digital Subscriber Line)などの方式がある。それぞれ、使用する電話線の本数や、上り、および下り方向の伝送に用いる周波数帯域などに違いがある。
xDSLの伝送距離は比較的短く、主に、電話局と利用者間を結ぶ回線として利用されている。インターネットの普及に伴ってxDSLの各方式も普及し、その後、徐々に光ファイバーなどの次世代通信網に置き換わりつつある。
デジタル加入者線
(xDSL から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 18:52 UTC 版)
デジタル加入者線(でじたるかにゅうしゃせん、DSL:Digital Subscriber Line)とはツイストペアケーブル通信線路で高速デジタルデータ通信を行う技術、もしくは電気通信役務を指す。
注釈
- ^ ISPが、耐用年数を過ぎた既存VDSL装置を置き換える事も可能。
出典
- ^ “米Rockwell社が高速通信技術「CDSL」を発表”. INTERNET Watch (1997年10月30日). 2012年9月4日閲覧。
- ^ 「集合住宅の味方、電話や動画にも強いVDSL2 (1/2)」『ITmedia NEWS』。2018年10月5日閲覧。
- ^ xTECH(クロステック), 日経. “VDSL” (日本語). 日経 xTECH(クロステック) 2018年10月5日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2018年6月15日). “既存の電話回線で最大1Gbpsのモデムシステム、NECが「G.fast」対応のVDSL装置を発売” (日本語). INTERNET Watch 2018年10月5日閲覧。
- ^ a b 株式会社インプレス (2018年10月4日). “auひかり、既存のメタル電話回線で下り664Mbpsの「タイプG」、マンション向けに提供開始 11ax対応ホームゲートウェイもレンタル提供” (日本語). INTERNET Watch 2018年10月5日閲覧。
- ^ “ノキアとエネコム、ブロードバンド高速化に向けて、商用導入済みのG.fastと日本国内仕様のVDSLを同一ネットワーク上に導入” (日本語). Nokia. 2020年4月3日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2017年1月13日). “[DATAで見るケータイ業界 Nokiaがプライベートイベントで披露した新技術、国内展開の可能性]” (日本語). ケータイ Watch. 2020年4月3日閲覧。
- 1 デジタル加入者線とは
- 2 デジタル加入者線の概要
- 3 特徴
- 4 関連項目
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