新20系(21系から25系)
線 名 | 車系 | 車両数(両) | |||||
御堂筋線 | 21系 | 180 | 24.5~36 | 130 (39) 140 (45) | 18,900×2,890×3,745 18,700×2,880×3,745 | 140×4 | VVVF インバーター制御 |
10系 | 230 | 24~36 | 130 (42又は39) 140 (48又は45) | 18,900×2,890×3,745 18,700×2,880×3,745 | 130×4 | チョッパ制御 | |
谷町線 | 22系 | 144 | 24.5~36 | 130 (39) 140 (45) | 18,900×2,890×3,745 18,700×2,880×3,745 | 140×4 | VVVF インバーター制御 |
20系 | 24 | 23.5~35 | 130 (42又は39) 140 (48又は45) | 18,900×2,890×3,745 18,700×2,880×3,745 | 140×4 | VVVF インバーター制御 | |
30系 | 78 | 21.5~36.5 | 130 (39) 140 (45) | 18,700×2,890×3,745 | 120×4 | 抵抗カム制御 | |
四つ橋線 | 23系 | 132 | 24.5~36 | 130 (42又は39) 140 (48又は45) | 18,900×2,890×3,745 18,700×2,880×3,745 | 140×4 | VVVF インバーター制御 |
中央線 | 24系 | 48 | 24.5~36 | 130 (39) 140 (45) | 18,900×2,890×3,745 18,700×2,880×3,745 | 140×4 | VVVF インバーター制御 |
20系 | 72 | 23.5~35 | 130 (42又は39) 140 (48又は45) | 18,900×2,890×3,745 18,700×2,880×3,745 | 140×4 | VVVF インバーター制御 | |
千日前線 | 25系 | 68 | 32~36 | 130 (39) 140 (45) | 18,900×2,890×3,745 18,700×2,880×3,745 | 140×4 | VVVF インバーター制御 |
堺筋線 | 66系 | 136 | 24.5~36 | 131 (46) 141 (54) | 18,900×2,840×4,150 18,700×2,820×4,150 | 180×4 | VVVF インバーター制御 |
長堀鶴見 緑地線 | 70系 | 100 | 24.5~26.5 | 89 (28又は30) 101 (38) | 15,800×2,490×3,120 15,600×2,490×3,120 | 100×2・リニアモーター | VVVF インバーター制御 |
23系(四つ橋線)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:09 UTC 版)
「大阪市交通局20系電車」の記事における「23系(四つ橋線)」の解説
四つ橋線用の車両は23系と呼び、1990年から1996年にかけて5両編成18本(90両)と6両編成4本(24両)の計114両が日立製作所・川崎重工業・日本車輌製造の3社で製造された。また、四つ橋線の列車の6両編成化に伴い、1996年から1997年にかけて簡易運転台付きの付随車である2800形23801 - 23818が川崎重工業にて製造され、5両編成で製造された第1編成から第18編成に組み込まれた。なお、組み込む際2300形の簡易運転台が撤去されている。1996年に23619F - 23622Fの導入に伴い、新30系ステンレス車冷房化改造車を谷町線に転出させた。 本系列の23613Fでは一時期試作台車が装着されていた時期があるが現在は元の台車に戻っている。 22系の節でも記したとおり、第1編成から第7編成は初期車(中間車の2800形は1996年度下半期製)の部類に入り、前面の車両番号表示が大きい。また、23656Fの種車となる22606Fも1次車だったのでこの部類に入る。 23系は1997年3月31日の6両編成化完了以降、2014年春までは6両編成22本(132両)が在籍していたが、2013年3月のダイヤ改正で朝ラッシュ時の列車減便によって余剰となっていた第6編成が更新工事も兼ねて中央線へ転出し、24系第56編成となった。しかし、22系の節で記述したとおり、2018年に22系第6編成がリフレッシュ改造の際に23系第56編成となって四つ橋線に転属となったため、2018年現在は6両編成22本(132両)に戻っている。 製造担当メーカーは以下のとおりである。なお、※印をつけた編成は後に24系に編入された。 編成番号竣工年月メーカー竣工時の両数リフレッシュ竣工更新竣工内装更新期第1編成 1990年4月25日 日立製作所 5両 2012年5月11日 リフレッシュ車 × 第1期 第2編成 1990年5月21日 2014年3月25日 第3編成 1990年5月22日 更新車 2017年8月22日 1 第4編成 1990年6月6日 2013年11月18日 リフレッシュ車 × 第5編成 1990年6月14日 川崎重工業 更新車 2021年6月2日 1 第6編成 ※ 1990年6月26日 2014年10月2日 2 第7編成 1990年6月27日 2018年7月20日 1 第8編成 1991年6月20日 日立製作所 2018年10月19日 第2期 第9編成 1991年6月21日 2019年3月8日 第10編成 1992年6月5日 2022年3月2日 第3期 第11編成 1993年5月26日 未更新車 × 第4期 第12編成 1993年5月25日 第13編成 1993年6月16日 第14編成 1994年4月20日 日本車輌製造 第5期 第15編成 1995年4月3日 第6期 第16編成 1995年4月4日 第17編成 1995年4月7日 第18編成 1995年4月10日 第19編成 1996年8月29日 日立製作所 6両 第7期 第20編成 1996年9月29日 第21編成 1996年10月4日 第22編成 1996年10月25日 内装更新 1:青色床、四ツ橋柄扉、小型LCD 2:灰色床、白色扉、小型LCD ×:内装未更新 車両番号竣工年月メーカー23801,23802,23808 1996年11月 川崎重工業 23803 - 23806 1996年12月 23807, 23810 1997年1月 23809, 23811 - 23813 1997年2月 23814 - 23818 1997年3月 車両番号および編成番号の変遷旧編成番号新編成番号第6編成 第56編成 この23系では住之江競艇開催時の住之江公園駅での混雑時の乗降分離のために1号車(2900形)と2号車(2200形)の片側4か所の客用扉のうち2か所のみを開閉(ドアカット)する機能があるが、ドアカットは中止している。23656Fは、ドアカット実施時代は四つ橋線に在籍していなかったため、最初から装備されていない。 なお、営業区間は全区間とも地下線のため、本系列については日よけのカーテンは設置されていない。また谷町線より転入した23656Fも改造と同時にカーテンを撤去している(22系は日よけカーテンを設置している)。 製造時に車椅子スペースが設置されていなかった23601F - 23609Fは、2000年8月から2004年にかけて設置改造が行われた。最初に改造された編成は23608F 、最後は23606Fであった。また、2000年から2002年にかけて、全編成を対象に転落防止幌設置改造が行われた。 2006年には第11編成の客用扉室内側上部に千鳥配置でLED式の車内案内表示器が設置され、2014年の第2編成の更新工事完了をもって全編成に車内案内表示器が設置された。 2012年に第1編成がリフレッシュ更新工事を受け、営業運転を開始した。各車両ごとに号車を表すステッカーを車体側面に貼付した他、車内では千鳥配置でLED式の車内案内表示器とは対面の扉上に現在地を示す電光ランプの取り付け(第1・2・4編成)やロングシート中間部にスタンションポールの設置、運転台ではモニターの設置と速度計などの更新(アナログ化)などが行われている。なお、車体の高圧洗浄は実施されていない。2013年には全編成でドアガラスに貼られていた車椅子マークは、リニューアル更新工事の有無に関係なく、すべて剥がされた。谷町線在籍時代には1998年の設置改造以来、ドアガラスの車椅子マークが貼られていたままであった23656Fでは、2018年の転入・リニューアル工事時に剥がされている。 2018年6月現在、第1・4・2・3・7編成(施工順)、また谷町線より転入した第56編成でリフレッシュ工事が完了しており第3編成、第7編成、第56編成は車内デザインが変更されている。2021年6月施工の第5編成を最後に、初期車(前面車番大型)のリニューアルが完了した。 Osaka Metroの第三軌条の車両の定期検査が四つ橋線の緑木検車場で行われているため、第三軌条の他線の車両が四つ橋線に入線することはあるが、23系が四つ橋線以外の路線を走ることはほとんどない。四つ橋線以外の路線を走行とした一例としては、2012年11月に第1編成が「おおさか市営交通フェスティバル2012」の一環として運行された臨時列車にて御堂筋線大国町―新金岡間を走行した実績がある。また第56編成の22系からの転属改造は中央線の森之宮検車場で実施されたため、試運転等では中央線を走行している。 前述のとおり、2014年に第6編成は中央線に転属して大阪車輌工業で24系に編入・改造された。なお、2014年に四つ橋線と中央線との連絡線が本町駅構内に完成し、翌2015年より使用開始したためこの転属が大阪市営地下鉄においてトレーラー輸送を伴う最後の転属となった。
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