黒蜥蜴
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『黒蜥蜴』(くろとかげ)は、江戸川乱歩の長編探偵小説。および、作中に登場する女性盗賊の俗称。小説は1934年(昭和9年)、月刊誌『日の出』1月号から12月号に連載された。宝石等「美しいもの」を狙う美貌の女賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎が対決するトリッキイでアクロバティックな冒険物語である [1]。
注釈
- ^ あくまで江戸川乱歩の原作を底本としているため、クレジットでは「脚色」という語を用いている。
出典
- ^ a b c 江戸川乱歩「自註自解」(『黒蜥蜴』)
- ^ “ドラマスペシャル江戸川乱歩生誕120周年没後50年記念 黒蜥蜴”. フジテレビ. 2022年7月6日閲覧。
- ^ “真矢ミキ“黒蜥蜴”VS渡部篤郎“明智小五郎” 乱歩の名作ドラマ化”. ORICON STYLE (2015年11月20日). 2015年11月20日閲覧。
- ^ “黒蜥蜴”. 関西テレビ放送. 2015年11月20日閲覧。
- ^ “剛力彩芽、“黒蜥蜴”とアクションシーンに挑戦 「気が合う」とほめられ感激”. ORICON STYLE (株式会社oricon ME). (2015年12月7日) 2015年12月7日閲覧。
- ^ “りょう×永山絢斗が江戸川乱歩の名作「黒蜥蜴」の近未来版に挑む!”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2019年9月14日) 2019年12月17日閲覧。
- ^ 井上隆史「作品目録――昭和36年」(42巻 2005, pp. 424–427)
- ^ 山中剛史「著書目録――目次」(42巻 2005, pp. 540–561)
- ^ 山中剛史「黒蜥蜴」(事典 2000, pp. 107–108)
- ^ a b c d e 「『黒蜥蜴』について」(西武生活 1962年2月号)。32巻 2003, pp. 40–41、文庫 2007, pp. 175–177に所収
- ^ 磯田光一「三島由紀夫と吉本隆明」(映画芸術 1968年10月号)。『正統なき異端』(仮面社、1969年)。事典 2000, p. 108
- ^ 「『黒蜥蜴』」(東横劇場プログラム、1968年4月)。34巻 2003, pp. 670–671、文庫 2007, pp. 179–181に所収
- ^ 三越劇場創立90周年、喜多村緑郎&河合雪之丞が次作「黒蜥蜴」の魅力アピール - ステージナタリー
- ^ 江戸川乱歩の『黒蜥蜴』を新派が舞台化! - げきぴあ
- ^ 昭和音楽大学オペラ研究所 オペラ情報センター
- ^ 梅田芸術劇場特設サイト
- ^ 「か行――黒蜥蜴」(なつかし 1989)
- ^ a b c d 「三島氏の映画原案――自殺前々年、幻想的ストーリー」(読売新聞夕刊 1992年11月21日号)。山内 2012, p. 194
- ^ a b c d 「第六章 原作映画の世界 幻の映画化企画」(山内 2012, pp. 190–194)
固有名詞の分類
日本の映画作品 | 名探偵コナン 水平線上の陰謀 雪夫人絵図 黒蜥蜴 春来る鬼 ベルナのしっぽ |
漫画作品 く | クマさんの四季 クリスティ・ハイテンション 黒蜥蜴 グロテスクへの招待 CLUSTER |
漫画の登場人物 | ランボ ロザリー・ラ・モリエール 黒蜥蜴 明智小五郎 炎尾燃 |
映画の登場人物 | 赤胴鈴之助 ヴィトー・コルレオーネ 黒蜥蜴 カリガリ博士 明智小五郎 |
テレビドラマの登場人物 | 赤胴鈴之助 岡倉文子 黒蜥蜴 阿久津真矢 滝本捨助 |
推理小説の登場人物 | 鬼貫警部 グルボザボイスチコフ 黒蜥蜴 モース警部 中村雅楽 |
明智小五郎 | 月と手袋 サーカスの怪人 黒蜥蜴 RAMPO 屋根裏の散歩者 |
江戸川乱歩の小説 | 月と手袋 サーカスの怪人 黒蜥蜴 妖虫 怪奇四十面相 |
日本のテレビドラマ | 19borders 赤胴鈴之助 黒蜥蜴 仇討選手 涙日記 |
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