音声媒体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:37 UTC 版)
オーディオブックに関しては、書籍としての出版されているものはなく音声データのみの商品が主である。2012年にティーンズラブを含むレディコミ誌を多く扱っている宙出版より創刊されたYLCスイートキス文庫 から端を発して、2014年にはおとめ堂のマカロンブックス やオトバンクのラブスワン文庫 が参入し、いずれも日本最大のオーディオブック配信サイトだったFeBe(現在のaudiobook.jp)から配信された。日本でのオーディオブック配信サービスにAudibleが2015年に加わると、2017年からフランス書院のティアラ文庫、KADOKAWAのTLスイートノベルの作品が配信された。 また、別の音声媒体としてドラマCDなどがあるが、とりわけ特徴的なのはその内のシチュエーションCDである。シチュエーションCDもある程度ストーリーがあるのは他のメディアと変わらないが、一対一で声をかけられて性的な行為に及んでいると想定される対象が、聞き手になっていて、これはキャラクターと自分が恋愛関係に至るのを好むいわゆる「夢女子」向けに作られている。昨今はCDに限らず、音声データのみの販売も増えたが、ドラマCDのデータ配信の形のものは、(上記のオーディオブック配信サイトにもいくつかあるが)アニメイトグループのポケットドラマCD(ただしスマートフォン用)、アイオウプラスのハピドラといったサイトが専門的で豊富である。 ティーンズラブ漫画のドラマCD化も2017年頃から『保護者失格。一線を越えた夜』『漫画家とヤクザ』等のように、増えてきた。
※この「音声媒体」の解説は、「ティーンズラブ」の解説の一部です。
「音声媒体」を含む「ティーンズラブ」の記事については、「ティーンズラブ」の概要を参照ください。
- 音声媒体のページへのリンク