長門石橋とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 路線 > > 福岡県の橋 > 長門石橋の意味・解説 

長門石橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 09:55 UTC 版)

位置図
下流側から望む長門石橋

長門石橋(ながといしばし)は、福岡県久留米市を流れる筑後川にかかる橋。久留米市長門石と同市京町を結んでおり、佐賀県道・福岡県道145号江口長門石江島線[1]、久留米市道長門石城南A1号線の路線の一部である[2]

概要

長門石橋は1974年(昭和49年)に架設された、橋長377.0m、幅員12.8mの橋である[2]。形式は5径間連続ラーメン箱桁[1]

2車線で橋の両側に歩道を有する。橋の長門石側の長門石橋西交差点は、長門石橋の通りが優先となっているため、交差する道路は赤信号の時間がかなり長いために、交差する通りの渋滞が慢性化している。佐賀方面から都心方面へは右折する必要がある上に右折専用レーンがないため、1回の青信号で2、3台しか通行できないことが多い。

橋の近辺は、筑後川花火大会の京町会場となっている。

なお、隣接して1974年(昭和49年)に架設された長門石橋取付高架橋(橋長86.0m、幅員13.4m)がある[2]

下野の渡し

筑後川の佐賀県鳥栖市下野町と福岡県久留米市との間には「下野の渡し」という渡し舟があった[3]。下野の渡しは1966年(昭和41年)からは鳥栖市営の渡船となった[3]

しかし、下野の渡しの渡し場の下流側に長門石橋が完成して利用者が減少したため、1977年(昭和52年)に下野の渡しは廃止された[3]2019年12月に「下野渡し跡」の記念碑が建立された[3]

出典

  1. ^ a b 長門石橋”. 筑後川河川事務所. 2022年6月25日閲覧。
  2. ^ a b c 平成29年度 補修等予定橋梁(15m以上)”. 久留米市. 2022年6月25日閲覧。
  3. ^ a b c d 〈きやぶ今昔物語〉下野の渡し 鳥栖と久留米を結ぶ渡し舟”. 佐賀新聞. 2022年6月25日閲覧。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「長門石橋」の関連用語

長門石橋のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



長門石橋のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの長門石橋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS