釣期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 10:03 UTC 版)
一年を通して釣りは可能だが、季節によって別の魚とも思える行動をとるため、「へら師」(ヘラブナ釣り人の総称)は、釣り上げる以前に魚の行動研究を大事にする。春先から5月頃にかけて産卵のため浅場に集まることを「乗っ込み」、その時期を「乗っ込み期」と呼び、大型狙いや数釣りの好機とされる。一般に、水温が暖まる夏季は釣れるタナ(ヘラブナの泳層)が高くなり、水温が低い時期はタナも低くなる。水温の低下する冬季のヘラブナは「寒ベラ」と呼ばれ、摂餌行動が鈍化し釣れ難くなるが、繊細な釣りを楽しめる好機でもあり、愛好家も多い。
※この「釣期」の解説は、「ゲンゴロウブナ」の解説の一部です。
「釣期」を含む「ゲンゴロウブナ」の記事については、「ゲンゴロウブナ」の概要を参照ください。
- >> 「釣期」を含む用語の索引
- 釣期のページへのリンク