道鏡とは? わかりやすく解説

道鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 15:43 UTC 版)

道鏡(どうきょう、文武天皇4年(700年)? - 宝亀3年4月7日772年5月13日)以前[1])は、奈良時代僧侶。俗姓は弓削氏(弓削連)。俗姓から、弓削 道鏡(ゆげ の どうきょう)とも呼ばれる。平将門足利尊氏とともに日本三悪人と称されることがある。


注釈

  1. ^ 『新撰姓氏録』左京神別で「弓削宿禰。石上同祖」とする。
  2. ^ 『僧綱補任』、『本朝皇胤紹運録』など。『公卿補任』でも一説としてあげている。なお、太田亮『姓氏家系大辞典』では、天智天皇皇孫説を誤りと断じている。また、海音寺潮五郎は「悪人列伝」で「道鏡が本当に志貴皇子の落胤なら天智天皇の孫で、称徳天皇崩御の後に即位した白壁王(光仁天皇)の弟に当たる。これを即位させるのに称徳天皇があれほど気兼ねする必要がないし公卿たちが大騒ぎして阻止する理由もなく、道鏡の皇胤説は信じられない」としている[3]

出典

  1. ^ 横田健一『道鏡』吉川弘文館人物叢書 初版(1959年)新装版(1988年)の新装版P248に死去の日を不明とし訃報の言上日から推測しているのに基づく。
  2. ^ 横田[1959: 35]
  3. ^ 「悪人列伝」1、P84、1975年、文春文庫
  4. ^ 「悪人列伝」古代篇、P117、2006年、文春文庫。なお嫪毐が巨根であったことは「史記」呂不韋列伝の本文に記載されている。
  5. ^ 道鏡ゆかり、70m級の七重塔跡…土台と断定読売オンライン(2017年02月09日)2017年02月11日閲覧[リンク切れ]


「道鏡」の続きの解説一覧




道鏡と同じ種類の言葉


固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」から道鏡を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から道鏡を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から道鏡を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「道鏡」の関連用語

道鏡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



道鏡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの道鏡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS