走光性/とは? わかりやすく解説

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そうこう‐せい〔ソウクワウ‐〕【走光性】

読み方:そうこうせい

生物が光の刺激に対して示す走性。光に向かう場合を正の走光性といい、集魚灯誘蛾灯(ゆうがとう)はこれを利用したもの。光(ひかり)走性


走光性

英訳・(英)同義/類義語:phototaxis

生物が光に対して示す走性。正の場合と負の場合とがある。
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性質をあらわす:  薬剤抵抗性  薬剤耐性  蛍光異方性  走光性  走化性  走化性  走地性

走光性(そうこうせい) phototaxis

光を刺激源にしてそれに対して個体移動すること。光に近づくことを正の走光性、逆に遠ざかることを負の走光性という。 

走光性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/14 02:20 UTC 版)

走光性(そうこうせい、Phototaxis)は、走性の一つで、昆虫[1]などの生物刺激に反応して移動することである。走光性のうち、光のある方向に近づくような行動は「正の走光性」[1]、光から離れるような行動は「負の走光性」[1](走暗性、走闇性)などともいう。正負を付さず単に「走光性の生物」などと言った場合には、正の走光性を指していることが多い。


  1. ^ a b c d e f g h i 【親子スクール理科学】なぜ虫は夜、光に集まるの?空間・月などと「勘違い」しているようだよ日本経済新聞』夕刊20227月9日5面(2022年7月16日閲覧)。弘中満太郎石川県立大学准教授への取材に基づく記事。
  2. ^ 香坂玲(名古屋大学大学院教授)「ドイツ 自然保護改正案を採択/昆虫と共存の農業へ」『日本農業新聞』2021年8月2日14面


「走光性」の続きの解説一覧

走光性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:12 UTC 版)

ヒヨケムシ」の記事における「走光性」の解説

夜行性種は昼では日当たり避けているが、一部では夜中人造光源引き寄せられ、正の走光性があるよう見える。しかしこれは正の走光性をもつ夜行性昆虫のように、元々自然光源(天体の光)でナビゲートする習性をもち、人造光源をそれと勘違いしたからではなく人造光源集まった獲物である昆虫引き寄せられた、もしくは明暗コントラスト獲物出没勘違いていたからだと考えられる

※この「走光性」の解説は、「ヒヨケムシ」の解説の一部です。
「走光性」を含む「ヒヨケムシ」の記事については、「ヒヨケムシ」の概要を参照ください。

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