貯蓄とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 経済 > 金融 > 貯蓄 > 貯蓄の意味・解説 

ちょ‐ちく【貯蓄】

読み方:ちょちく

[名](スル)

財貨たくわえること。また、その財貨。「将来備えて—する」「財形—」

所得のうち、消費されない残った部分


貯蓄

人口理論(105-1)の一部は、人口動向社会経済的要因帰結とに関わっている。過去において人口理論的取り扱いは、おおむね総人口資源 1、すなわち人口扶養するために利用できる資力、あるいは財やサービス創出意味する生産 2との関係に集中していた。最近は人口成長(701-1)およびその要因経済成長(903-1)の相互関係重点移っており、とりわけ消費 3、貯蓄 4および投資 5に関係づけられている。


貯蓄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/21 03:26 UTC 版)

貯蓄(ちょちく、: savings)とは、蓄えることであるが、経済学においては色々な定義があり、主なものとして以下のものがある。不動産を含めるか、金融資産を含めるかどうかで金額は大きく変わることに注意。

  1. 投資を含む:現金預金投資金融資産不動産など)・年金保険などにより資産を蓄えること。
  2. 流動資産のみ:現金・預金(普通預金や定期預金など)・金融資産(株や投資信託や債券など)・保険により資産を蓄えること。不動産と年金は含めない。
  3. 投資を除く:現金・預金(普通預金など)により資産を蓄えること。

投資を含む用法は、内閣府国民経済計算の家計貯蓄率[1]などで使われている。資産のリスク性などを考慮に入れず貯蓄とする用法である。所得=消費+租税+貯蓄 の関係にある。

流動資産のみの用法は、総務省統計局家計調査[2]で使われている。不動産や年金は含まないため、確定拠出年金小規模企業共済なども貯蓄に含まれない。

投資を除く用法は、貯金と似た意味に使われており、ほぼ無リスクで直ぐに消費に回せる資産だけに限定した用法である。例えば、2001年小泉純一郎内閣が「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げたが[3]、この時の貯蓄は預金の事をさしている。

更には、リスク性のある金融資産の貯蓄のことだけをさす用法もあり、知るぽるとの発表している「家計の金融行動に関する世論調査」の統計データ[4]に対して、不動産・普通預金・年金などしか資産を持っていない世帯を「貯蓄ゼロ世帯」と呼ぶ用法[5]もある。これは正しくは「リスクのある金融資産ゼロ世帯」である。

関連項目

参照


貯蓄

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 09:31 UTC 版)

別表記

名詞

貯 蓄ちょちく

  1. 財貨蓄えること。また、その財貨

発音(?)

ちょ↗ちく

動詞

活用

サ行変格活用
貯蓄-する

「貯蓄」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



貯蓄と同じ種類の言葉


品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「貯蓄」の関連用語

貯蓄のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



貯蓄のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
内閣府内閣府
Copyright©2024 Cabinet Office, Government Of Japan. All Rights Reserved.
コンテンツはAttribution-Share Alike 3.0 Unportedのライセンスで利用することができます。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの貯蓄 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの貯蓄 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS