薪 能とは? わかりやすく解説

たきぎ‐のう【薪能】

読み方:たきぎのう

奈良興福寺修二会(しゅにえ)の際、大和猿楽四座によって夜ごとをたいて演じられ神事能幕末廃絶したが、近年復興し5月11日12日行われる。《 夏》

夕方から夜にかけ、野外をたいて行われる能。1をまねて戦後興ったもので、多く社寺行われる

[補説] 書名別項。→薪能


たきぎのう【薪能】

読み方:たきぎのう

立原正秋短編小説昭和39年(1964)「新潮」誌に発表


薪能

読み方:タキギノウ(takiginou)

奈良興福寺修二会間中四座によって行われた神事能


たきぎのう 【薪能】

奈良興福寺修二会間中に、南大門芝生などで四座大夫により演じられた能。舞楽猿楽呪師が行ったことから薪猿楽ともいった。諸神勧請するために焚くを採るための「神事」なのだが、今は夜間野外照明演ずる能との俗解釈で行われている。

薪能

読み方タキギノウ

薪能とは、野外行われる能や狂言舞台公演jのこと。

神社仏閣御苑城跡など、静かで広い敷地あり、かがり火を焚くことができる場所で行なわれます。

野外という解放感からか、堅苦しさがなく、能になれていない方でも気軽に楽しむことができます

関連用語
能/狂言


薪能

作者立原正秋

収載図書立原正秋全集 第2巻 美しい村 薪能 剣ケ崎 新訂版・〔新装版
出版社角川書店
刊行年月1997.4


薪能

作者中山正

収載図書破れた風船
出版社文芸社
刊行年月2001.11


薪能

読み方:タキギノウ(takiginou)

神事能一つ

季節

分類 人事


薪能

読み方:タキギノウ(takiginou)

能の一つ

季節

分類 宗教


薪能

読み方:タキギノウ(takiginou)

作者 立原正秋

初出 昭和39年

ジャンル 小説


薪能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/30 02:53 UTC 版)

薪能(たきぎのう)は、主として夏場の夜間、能楽堂、もしくは野外に臨時に設置された能舞台の周囲にかがり火を焚いて、その中で特に選ばれた演目を演じる能楽


  1. ^ a b c d 奈良市の歴史的風致”. 奈良市. 2022年5月19日閲覧。
  2. ^ 原田香織『現代芸術としての能』世界思想社、2014年、25ページ
  3. ^ a b c 川崎大師薪能”. 川崎市. 2022年5月19日閲覧。
  4. ^ 文化・芸術のまち京都”. 京都市. 2022年5月19日閲覧。
  5. ^ 【平成28年10月11日】練馬区独立70周年プレイベント「みどりの風 練馬薪能」を初開催!~「みどりの風 区民コンサート」も同日開催~”. 練馬区. 2023年8月22日閲覧。
  6. ^ みどりの風 練馬薪能”. 練馬区. 2023年8月22日閲覧。


「薪能」の続きの解説一覧

薪能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/28 03:35 UTC 版)

福山八幡宮」の記事における「薪能」の解説

薪能とは「の宴の能」という意味で、本来は奈良興福寺献進する際に行われた能のこと。その後いったんは絶えたものの、近年簡略化して復興し夕方暗くなってから、の火を照明代わりにして野外で行う納涼能のことも薪能と呼んでいる。夜の海や背景にして明かり演ずる能は、幽玄がさらに増して迫力があり、新たな人気得ている。 福山藩歴代藩主が能を奉納され歴史にちなみ、御鎮座300年記念して1986年昭和61年)より毎年7月28日恒例行事として開催特設舞台にて篝火揺れる炎に照らされて、演じられる観世流大蔵流喜多流の各流派基本的に隔年にて上演

※この「薪能」の解説は、「福山八幡宮」の解説の一部です。
「薪能」を含む「福山八幡宮」の記事については、「福山八幡宮」の概要を参照ください。

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