葉雄
今の本では誤って都督華雄と作るが、『集解』に従って都尉葉雄に復元する。 初平元年(一九〇)正月、董卓の専横に対して山東で義兵が立ち上がった。中でも予州刺史孫堅は最も急進的で、翌二年、軍勢を率いて梁県の陽人聚まで進出した。董卓は東郡太守胡軫を大督護、呂布を騎督に任じて孫堅を迎撃させたが、葉雄は都尉として従軍していた。胡軫と呂布は仲が悪く、呂布がでたらめな命令を下して軍を疲弊させたため、胡軫は陽人城を陥落させることができなかった。引き揚げようとしたところで孫堅の追撃を受け、葉雄は戦死して首級は梟首された《破虜伝》。 【参照】胡軫 / 孫堅 / 董卓 / 呂布 / 山東 / 東郡 / 陽人城 / 予州 / 梁県 / 騎督 / 刺史 / 大督護 / 太守 / 都尉 |
葉雄
華雄
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