荒木昭太郎とは? わかりやすく解説

荒木昭太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/18 08:19 UTC 版)

荒木 昭太郎(あらき しょうたろう、1930年 - )は、日本のフランス文学者東京大学名誉教授。20世紀日本におけるモンテーニュ研究の第一人者。クラシック音楽にも造詣が深くフレデリック・ショパンに関する著訳書がある。

来歴

横浜市に生まれる。1948年第一高等学校に入学、1953年東京大学文学部フランス文学科で渡辺一夫に師事、卒業後は1958年まで同大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程に在学。

1958年より東京藝術大学音楽学部で非常勤講師(1994年まで)。1960年から1962年までフランス政府留学生としてパリ大学に、1972年から1974年まで文部省在外研究員としてパリに滞在。1963年から1991年まで東京大学教養学部助教授を経て教授。退任後は2001年まで東洋英和女学院大学教授。フランス語辞書(仏和辞典)、教科書編纂も行い、大修館書店で刊行している。

主な著訳書

モンテーニュ関連

著者(Michael Screech, 1926 - 2018)はタイモン・スクリーチの父(青年期には英・占領軍人での駐日経験がある)

その他

  • 『ショパン 瑠璃色のまなざし』 春秋社、2004年
  • カミーユ・ブールニケル 『ショパン』 白水社、1969年/「シリーズ大作曲家」音楽之友社、1994年
  • V.=L.ソーニエ 『十六世紀フランス文学』 白水社〈文庫クセジュ〉 1958年、改版1990年、二宮敬山崎庸一郎共訳




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