若槻 礼次郎とは? わかりやすく解説

わかつき‐れいじろう〔‐レイジラウ〕【若槻礼次郎】

読み方:わかつきれいじろう

[1866〜1949政治家島根生まれ蔵相内相歴任大正15年(1926)首相となるが金融恐慌対策誤り枢密院画策もあって総辞職。のち、第二次内閣組閣したが、満州事変勃発し退陣

若槻礼次郎の画像

若槻禮次郎

若槻禮次郎
総理在職期間
第1次大15. 1.30~昭 2. 4.20446
第2次昭 6. 4.14~昭 6.12.13244
在職通算日数690
総理就任時年齢:59歳65歳

若槻礼次郎 わかつき れいじろう

若槻礼次郎の肖像 その1
若槻礼次郎の肖像 その2

(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の近代日本人の肖像」の内容を転載しております掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)

若槻禮次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 03:05 UTC 版)

若槻 礼次郎(わかつき れいじろう、旧字体: 若槻 禮次󠄁郞1866年3月21日慶応2年2月5日〉- 1949年昭和24年〉11月20日)は、日本大蔵官僚政治家栄典正二位勲一等男爵。旧姓は奥村幼名源之丞克堂


注釈

  1. ^ 若槻礼次郎著『古風庵回顧録』によれば、「私の幼少の頃はまだ帯刀であった。私は数え年七つの時、寺子屋に入ったが一本を腰に差して通ったことを覚えている。しかし、それは抜けない木刀であった」という。
  2. ^ 懲弁国賊条例は1915年のいわゆる対華21カ条要求交渉の際、中華民国が同交渉による2条約13公文を無効化するために6月22日に発出したものであるが、1929年には「土地盗売厳禁条例」「商租禁止令」など60の追加法令を発して、土地・家屋の商租禁止と従前に貸借している土地・家屋の回収をはかっていた。

出典

  1. ^ 『激動の世代"昭和"グラフと写真で綴る64年間の軌跡』 山陰の経済 1989年2月号 (山陰経済経営研究所) (1989年2月)。pp27
  2. ^ a b c 豊田『宰相・若槻礼次郎』173頁。
  3. ^ 若槻礼次郎自伝 古風庵回顧録 明治、大正、昭和政界秘史』 18-25頁
  4. ^ 若槻礼次郎自伝 古風庵回顧録 明治、大正、昭和政界秘史』 3-21頁
  5. ^ 『法政大学校友名鑑』(1941年)
  6. ^ 「若槻氏の癖」『中央公論』第42巻第2号、昭和2年(1927年)
  7. ^ 『大正デモクラシー期の政治―松本剛吉政治日誌』(岩波書店、1959年),p.480。
  8. ^ 「三府楼主人「若槻全権の酒量大観」『民政』第3巻第12号、昭和4年(1929年)
  9. ^ 『官報』第8454号、明治44年8月25日。
  10. ^ 『官報』第8709号、明治45年7月1日。
  11. ^ 『官報』第3248号「叙任及辞令」1894年5月1日。
  12. ^ 『官報』第3875号「叙任及辞令」1896年6月1日。
  13. ^ 『官報』第4473号「叙任及辞令」1898年5月31日。
  14. ^ 『官報』第5247号「叙任及辞令」1900年12月26日。
  15. ^ a b 『官報』第5848号「叙任及辞令」1902年12月29日。
  16. ^ 『官報』第6474号「叙任及辞令」1905年2月1日。
  17. ^ 『官報』第7401号「叙任及辞令」1908年3月2日。
  18. ^ 『官報』第8486号「叙任及辞令」1911年10月2日。
  19. ^ 『官報』第3745号「叙任及辞令」1925年2月18日。
  20. ^ 『官報』第1287号「叙任及辞令」1931年4月17日。
  21. ^ 『官報』第4663号「叙任及辞令」1942年7月27日。
  22. ^ 『官報』第5175号「叙任及辞令」1900年9月29日。
  23. ^ 『官報』号外「叙任及辞令」1907年3月31日。
  24. ^ 『官報』第8454号「叙任及辞令」1911年8月25日。
  25. ^ 『官報』第1310号・付録「辞令」1916年12月13日。
  26. ^ 『官報』第1187号「叙任及辞令」1916年7月15日。
  27. ^ 『官報』第1741号「叙任及辞令」1918年5月24日。
  28. ^ 『官報』号外「授爵・叙任及辞令」1928年11月10日。
  29. ^ 『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。
  30. ^ 『官報』第1284号「叙任及辞令」1931年4月14日。
  31. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。
  32. ^ 『官報』第5398号「宮廷録事」1945年1月16日。
  33. ^ 元帥海軍大将子爵伊東祐亨外四十六名外国勲章受領及佩用ノ件」 アジア歴史資料センター Ref.A10112637600 
  34. ^ 『官報』第7813号「叙任及辞令」1909年7月12日。
  35. ^ a b 豊田『宰相・若槻礼次郎』172頁。
  36. ^ 豊田『宰相・若槻礼次郎』174頁。
  37. ^ 豊田『宰相・若槻礼次郎』191-192頁。
  38. ^ 豊田『宰相・若槻礼次郎』184頁。
  39. ^ 鈴木幸夫著『閨閥 結婚で固められる日本の支配者集団』1965年、145頁。


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