花酒とは? わかりやすく解説

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花酒(はなさき)

泡盛蒸留の際、初めに垂れてくるアルコール分の高い部分をいう。市販製品としては、与那国島アルコール度数60度の花酒があるが、アルコール度数泡盛最高限濃度である四五度を超えるため、原料用アルコール表示されている。宮城文(みやぎふみ)の『八重山生活誌』には「原料米五升のもろみを蒸留してとった最初一升を花酒といい、次の二升どりまどを泡盛(あーむり)、三升どりを三(みい)チトウリ、四升どりを下酒(ぎーざき)といった」とあり、泡盛蒸留に際して、花酒の量的な区分明記されている。

花酒

読み方はなざけ

泡盛蒸留行程最初に出てくるアルコール度数の高い泡盛のこと。最初にでてくる酒なので「ハナサキ(最初という意味)」という名前になったといわれる与那国では「ハナダキ」または「ハナダギ」。アルコール度数60度もあり、泡盛ではあるもののスピリッツ類分類される。なお60度の原酒販売与那国島にのみ許されている。国泉泡盛「どなん」、入波平酒造「舞富名」、(名)崎元酒造所与那国」がある。

花酒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 03:49 UTC 版)

与那国島」の記事における「花酒」の解説

日本国内では与那国島だけで生産されている特産物として、花酒(はなさき)がある。「はな」とは初めの意で、泡盛同様の製造過程最初に留出されるアルコール度数60度の非常に強く純度の高い蒸留酒である。一般的な泡盛アルコール分45度以下で酒税法単式蒸留焼酎分類されるのに対しアルコール分60度の花酒は原料用アルコール分類される島内で以下の3つの銘柄製造されており、いずれもクバビロウ)の巻かれた独特の瓶に詰めて出荷される与那国崎元酒造所) どなん(国泉泡盛) 舞富名(入波平酒造

※この「花酒」の解説は、「与那国島」の解説の一部です。
「花酒」を含む「与那国島」の記事については、「与那国島」の概要を参照ください。

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