エルジェーベト (ハンガリー王女)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > エルジェーベト (ハンガリー王女)の意味・解説 

エルジェーベト (ハンガリー王女)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 14:50 UTC 版)

エルジェーベト(Erzsébet, 1207年7月7日 - 1231年11月17日)は、ハンガリーエンドレ2世メラーノ公女ゲルトルードの娘。テューリンゲン方伯ルートヴィヒ4世の妻。ドイツ名のエリーザベト(Elisabeth)でエリーザベト・フォン・ウンガルン(Elisabeth von Ungarn)、あるいはエリーザベト・フォン・テューリンゲン(Elisabeth von Thüringen)とも呼ばれる。また、ローマ教皇グレゴリウス9世により列聖され、聖エルジェーベト聖エリーザベト聖エリザベートなどとして知られ、11月17日(正式には11月19日)が祝日。カトリック教会聖公会ルーテル教会で聖人。日本のカトリック教会では聖エリザベト(ハンガリー)修道女としても知られる[1]


  1. ^ Laudate 聖人カレンダー”. 聖パウロ女子修道会. 2014年11月14日閲覧。
  2. ^ ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデが、ルートヴィヒ4世を「気前が良いと評判で」(milte erkant)、「節操堅く」(stӕte)、「教養ある」(wol gezogen)と称えてから、「ためらわずに実行を」(unsûmic)、と促した事業の中身は、十字軍参加のようである(L. 85,17)。村尾喜夫訳注『ワルターの歌』(Die Sprüche und der Leich Walthers von der Vogelweide )三修社、1969年8月、176-177頁。- Joerg Schaefer, Walther von der Vogelweide. Werke. Wissenschaftliche Buchgesellschaft, Darmstadt 1972 (ISBN 3-534-03516-X), S. 514.
  3. ^ フリードリヒ・フォン・ラウマー『騎士の時代 ドイツ中世の王家の興亡』(柳井尚子訳)法政大学出版局 1992 (叢書・ウニベルシタス 386)(ISBN 4-588-00386-0)、362頁。
  4. ^ 阿部謹也『ヨーロッパ中世の宇宙観』講談社学術文庫 1991 (ISBN 4-06-158999-7)、49頁。阿部謹也は、エアフルトの子供達の事件を、「ハーメルンの笛吹き男」伝説の核となる出来事が今日まで伝説として広まった契機として見る解釈を紹介している。
  5. ^ 秋山聰『聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形』 講談社 2009 (ISBN 978-4-06-258441-8)、112頁。


「エルジェーベト (ハンガリー王女)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エルジェーベト (ハンガリー王女)」の関連用語

エルジェーベト (ハンガリー王女)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エルジェーベト (ハンガリー王女)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエルジェーベト (ハンガリー王女) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS