羽節_(海防艦)とは? わかりやすく解説

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羽節 (海防艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/07 09:15 UTC 版)

羽節
同型艦の宇久。
基本情報
建造所 三井造船玉野造船所
運用者 大日本帝国海軍
第二復員省/復員庁
艦種 海防艦[1]特別輸送艦
級名 鵜来型
艦歴
起工 1944年9月[2]
竣工 1945年1月10日[1][3]
除籍 1945年10月5日
除籍後 アメリカ賠償艦として引き渡し
その後 アメリカにて解体
要目
基準排水量 1050t[1]
全長 78.8m
最大幅 9.1m
吃水 3.42m[1]
機関 22号10型ディーゼルエンジン 2基
出力 4,200馬力
軸数 2軸
最大速力 19.5kt[1]
航続距離 6000海里(12kt)[1]
兵装 45口径12センチ高角砲 連装1基・単装1基
25mm機銃 三連装5基・単装数基
三式爆雷投射機 16基
爆雷投下軌条 1式
レーダー 一号三型電探 1組
二号二型電探 1組
電波探知機 1組
ソナー 九三式水中聴音機 1組[4]
水中探信儀 (形式不明) 2組[4]
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羽節(はぶし)は、日本海軍海防艦[5]鵜来型海防艦の13番艦。終戦まで船団護衛に従事し、太平洋戦争を生き延びた。戦後、復員輸送を行った後にアメリカ賠償艦として引き渡され、解体された。

艦歴

マル戦計画の海防艦、仮称第4702号艦として計画。1944年9月に起工し、香川県丸亀市の羽節岩より「羽節」と命名され[2]鵜来型の13番艦に定められた。 戦後は第二復員省及び復員庁第二復員局の呉地方復員局隷下で、復員輸送に従事した[6]

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f 海軍省 1945, p. 1.
  2. ^ a b 海軍省 1944, p. 1.
  3. ^ 海軍大臣官房 1945, p. 1.
  4. ^ a b 海軍省 1945, p. 7.
  5. ^ 海人社 2023, p. 425.
  6. ^ 第一復員省総務局渉外課 1946, p. 1.

参考文献

  • 「世界の艦船増刊第208集日本軍艦史」『世界の艦船』、海人社、2023年7月21日。ASIN B0CDCN4WLT 
  • 『海防艦羽節引渡目録 (十月三日現在)』海軍省、1945年10月3日。 
  • 『海軍広報 第四九〇五号』海軍大臣官房、1945年1月10日。 
  • 『昭和十九年九月分秘海軍広報目録』海軍省、1944年。 
  • 第一復員省総務局渉外課『終連報丙第五号 渉外課 引揚艦船行動予定表(第二号)』復員庁第一復員局史実調査部、1946年1月30日。 



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