細川三齋とは? わかりやすく解説

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細川三斎

読み方ほそかわ さんさい

安土桃山江戸前期大名。幽斎の長男。妻は明智光秀の娘玉子細川ガラシア)。名は忠興通称与一郎三斎は号、法名宗立。はじめ秀吉に従うが、秀吉歿後家康従い関ヶ原の戦大功をあげ、豊前中津藩主、のち小倉藩主となる。和歌・画・有職故実長じ、また茶の湯利休学び七哲の一人数えられる正保2年(1645)歿、82才。

細川忠興

(細川三齋 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 03:54 UTC 版)

細川 忠興(ほそかわ ただおき) / 長岡 忠興(ながおか ただおき)は、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将大名丹後国宮津城主を経て、豊前国小倉藩初代藩主。肥後細川家初代。


注釈

  1. ^ 光秀は藤孝・忠興父子に対しては「領地は摂津を与えるが、若狭を望むなら若狭を与え、他にも欲しいものがあれば必ず約束を履行する。100日の内に近国を平定して地盤を確立したら、十五郎(光秀嫡男の光慶)や与一郎(忠興)に全てを譲って隠居する」などと6月9日付で出された書状で誓約するといったように[6]、破格の条件を提示し、味方になることを請うた。

出典

  1. ^ 米原 2000, 諏訪勝則「幽斎・忠興関係年譜」 , p.226.
  2. ^ a b c 米原 2000, 野澤隆一「細川藤孝・忠興と信長と」 , p.79.
  3. ^ 田端, p. 88.
  4. ^ 米原 2000, 宮本義己「細川幽斎・忠興と本能寺の変」 , p.87.
  5. ^ 米原 2000, 宮本義己「細川幽斎・忠興と本能寺の変」 , p.88.
  6. ^ 高柳光寿『明智光秀』(新装版)吉川弘文館〈人物叢書〉、1986年、243-244頁。 
  7. ^ 森島康雄「細川ガラシャの味土野幽閉説を疑う」『丹後郷土資料館調査だより』9号、2020年。
  8. ^ 奥村, p. 96.
  9. ^ 村川, p. 27.
  10. ^ 村川, p. 36.
  11. ^ 奥村, p. 109.
  12. ^ a b 水野 2019.
  13. ^ 福原透「角田因幡守入道宗伊・細川陸奥守入道宗賢の事蹟について」『熊本史学』74・75号、1998年。 /所収:木下昌 編『足利義輝』戎光祥出版〈シリーズ・室町幕府の研究 第四巻〉、2018年、130-132頁。ISBN 978-4-86403-303-9 
  14. ^ a b 宮本 1995.
  15. ^ 宮本 2017.
  16. ^ 村川, p. 103.
  17. ^ 永尾, p. 171.
  18. ^ 永尾, p. 174.
  19. ^ 永尾, p. 177.
  20. ^ 永尾, p. 178.
  21. ^ 矢部, p. 34.
  22. ^ 矢部, p. 102.
  23. ^ 大島明秀「細川家のローマ字印文書二種 : 熊本の歴史資料(二)」『文彩』第15巻、熊本県立大学文学部、2019年3月、32-36頁。 
  24. ^ 笠谷, 宮本義己「徳川家康と本草学」.
  25. ^ 宮本 2002, p. 138-140.
  26. ^ 宮本 2002, p. 141.
  27. ^ 宮本 2002, p. 142.
  28. ^ 永青文庫所蔵品 簡易データベース 歌仙拵(腰刻黒漆研出鮫打刀拵)、2014年7月26日閲覧。
  29. ^ 小窪健一『図鑑 刀装のすべて』光芸出版、1971、55-56頁。 
  30. ^ 永青文庫所蔵品 簡易データベース 黒糸威二枚胴具足、2014年7月26日閲覧。
  31. ^ 山岸素夫『日本甲冑論集』つくばね舎、1991年、242頁。 
  32. ^ a b 田端, p. 152.
  33. ^ 戸田敏夫『戦国細川一族』新人物往来社、1982年、296-297頁。 


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