精明【セイメイ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9061号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精明 よみ:セイメイ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「精祝」に黄色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明黄色のやや大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや細、色は褐、強さはやや弱、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長は中である。葉身長は中、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは中、一次欠刻は深、葉裂片縁部の重なりの程度は拡がる、表面及び裏面の色は濃、毛じの多少は少、光沢度はやや強、厚さは中、硬さはやや硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みは低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数はやや少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さ及び幅は中、外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506)、裏面の色は明黄(同2505)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ、総ほうの大きさ及び花首の太さは中、長さはかなり短、生態分類型は夏ギク、開花の早晩性は晩である。「精祝」と比較して、茎の色が褐であること、葉裂片縁部が拡がること、花首が短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「精祝」に黄色系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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