第三の忍者とは? わかりやすく解説

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第三の忍者

原題:
製作国:日本
製作年:1964
配給:東映
スタッフ
監督:河野寿一 コウノトシカズ
脚本:田坂啓 タサカケイ
企画:神戸由美 
撮影:伊藤武夫 イトウタケオ
音楽:鏑木創 
美術:塚本隆治 ツカモトリュウジ
編集:神田忠男 カンダタダオ
録音:野津裕男 
スクリプター:福田晃 
照明:増田悦章 マスダヨシアキ
キャスト(役名
里見浩太朗 サトミコウタロウ (上野吐根
南原宏治 ナンバラコウジ (四貫目
佐藤慶 サトウケイ (喜平次)
北条きく子 ホウジョウキクコ (さぐめ)
渡辺美佐子 ワタナベミサコ (ちぐさ)
山形勲 ヤマガタイサオ (祝部源太夫
安部徹 アベトオル (富田郷左衛門
加藤嘉 カトウヨシ (与平
平幹二朗 ヒラミキジロウ (織田信長
月形龍之介 ツキガタリュウノスケ (武田信玄
織田政雄 オダマサオ (西法寺住職
菅貫太郎 スガカンタロウ (木下藤吉郎
国一太郎 クニイチタロウ (柴田勝家
中村時之介 ナカムラトキノスケ (丹羽長秀
加賀邦男 カガクニオ (吉村織部
解説
恐喝(1963)」の田坂啓オリジナル・シナリオ執筆雲の剣風の剣」の河野寿一監督した忍者もの。撮影は「月影忍法帖 二十一の眼」の伊藤武夫
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
信長日本制覇第一歩踏み出した頃、京の町では“知道軒道人”という武田家きっての忍者が、信長の命を狙っていると噂されていた。丁度そのころ、信長宿所相国寺忍び入った若者があった。伊賀者吐根というこの男は、信長を見ると大胆にも“知道軒”の首と引き換え自分五百石雇え売り込んだ木下藤吉郎雇った喜平次と二人忍者信長は、五百石を争わせたのだ。“知道軒道人”は伊賀の上祝部源太夫の弟三左衛門らしいと噂されたが、吐根喜平次も顔を知らなかった伊賀向う途中四貫目と名のる旅法師知りあった。彼もまた知道軒を仇と狙う一人だという。故郷入った吐根は、恋人ちぐさに会おうとしたが、ちぐさは源太天にだまされ彼のになっていた。四貫目甲斐竜王岳に住む乱波頭領が知道軒らしいと聞きこみ、道案内買って出たが、知道軒の娘さぐめは、まだ見たともない父の危急案じて四貫目の後を追った乱波本拠喜平次と吐根頭領富田郷左衛門に占まったが、意外に彼の口から知道軒は信玄の住むつつじヶ崎の館にいると教えられた。信玄の館に入った三人は、知道軒の去った館を捜して、京へ立ち戻った信長三人忍者は姿なき知道軒に落つかぬ数日過した明日信長尾張清洲城帰るという夜、喜平次は知道軒に殺された。一方吐根は、後から追って来たさぐめから、父三左衛門の墓があることを聞き意外な感にうたれた。知道軒の正体こそいつも自分周囲にいた四貫目ではないのか!長い苦楽を共にした三人忍者は、秘術つくして死闘展開した。そこには忍者宿命苛酷さがあった。



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