神子元島灯台とは? わかりやすく解説

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神子元島灯台


神子元島燈台

名称: 神子元島燈台
ふりがな みこもとじまとうだい
種別 史跡
種別2:
都道府県 静岡県
市区町村 下田市神子元島
管理団体
指定年月日 1969.07.25(昭和44.07.25)
指定基準 史6
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文 S43-12-007[[神子元]みこもと]島燈台.txt: 神子元島燈台は、下田港東京湾出入する船舶のため、明治3年11月11日(1871.1.1)、英人ブラントンRichard Henry Brunton)により、竣工点燈され燈台で、現存するわが国最古の官設洋式石造燈台である。
 わが洋式燈台の起源は幕府がアメリカ・イギリス・フランス・オランダの4国と締結した改税約書第11条規定をひきついだ明治新政府が、各国公使協議して安房野島崎相模観音崎剣崎伊豆神子元島紀伊潮岬樫野崎肥前伊王島大隅佐多岬の8ヵ所燈台設けたことにあるが、このうち当初燈台官舎倉庫をのこすのは神子元島のみにすぎない
 燈台位置下田港南方5浬、燈塔石造円形白色で、明治17年、これに2条の黒横線入れ燈火不動白色第1等燈台である。基礎直径は7メートル、高さは22メートルで、海抜高約30メートル岩島最頂部に立っている
 他に吏員退息所物置、第1・第2倉庫等があり、いずれも石造平屋建当初規模のこしているが、倉庫は現在使用されていないこのほか防波防風用の石垣もある。これらに用いられ巨大な石材下田エビス一帯より切り出されものといわれ、これを切石として整然と積みかさね、鉄棒連結し、その部分に鉛を充填して固定する手法は、まことに堅固なものである目地にはポルトランドセメント表面には漆喰塗ったものと思われる
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史跡:  石貫穴観音横穴  磯間岩陰遺跡  神坂峠遺跡  神子元島燈台  神宮寺山古墳  神明山古墳  神泉苑

神子元島灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 01:02 UTC 版)

神子元島灯台(みこもとしまとうだい)とは、下田港南沖11kmにある神子元島(みこもとしま)に建つ灯台である。


  1. ^ 海上保安庁 (2010年3月31日). “神子元島灯台”. 2011年2月11日閲覧。
  2. ^ a b 国際航路標識協会編纂『世界の灯台』海上保安庁交通部監修、成山堂書店、2004年。ISBN 4-425-35311-0 87頁
  3. ^ 初点灯が1870年7月8日明治3年6月10日)である樫野埼灯台を最古とする場合もある。
    海上保安庁 (2010年3月31日). “海の雑学”. 2011年2月11日閲覧。


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