目玉の松ちゃんとは? わかりやすく解説

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尾上松之助

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 04:49 UTC 版)

尾上 松之助(おのえ まつのすけ、1875年明治8年)9月12日 - 1926年大正15年)9月11日)は、日本歌舞伎役者映画俳優映画監督。本名は中村 鶴三(なかむら かくぞう)。


  1. ^ 松之助と牧野の出会いに関しては、他にも様々な説がある。『日本映画発達史I 活動写真時代』(田中純一郎著)や『映画渡世・天の巻 マキノ雅弘伝』(マキノ雅弘著)では、1908年(明治41年)3月に初めて会ったと書かれており、そのいきさつは、牧野が玉島金光教本部へ参詣した時、地元の芝居小屋で狂言『狐忠信』を演じていた松之助を発見し、その余りの身の軽さにびっくりして、千本座へ出演の約束を結んだとのこと。『人物日本映画史』(岸松雄著)には、牧野が大阪九條・繁栄座で松之助の芝居を見て感心し、その後玉島の芝居小屋で『狐忠信』を演じた松之助を訪ねて、千本座の座頭となってほしいと頼んだと書かれている
  2. ^ その葬列の中には南部僑一郎もいた[29]
  1. ^ キネマ旬報1979、p.131
  2. ^ a b c d e f g h i j k l キネマ旬報1979、p.132
  3. ^ a b c 尾上1921、p.3-4
  4. ^ 尾上1921、p.5
  5. ^ 尾上1921、p.13
  6. ^ 尾上1921、p.38
  7. ^ 尾上1921、p.42
  8. ^ 尾上松之助(2代目)、新撰 芸能人物事典 明治〜平成、コトバンク、2015年8月9日閲覧
  9. ^ 尾上1921、p.73
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  19. ^ 牧野省三「余と尾上松之助」(尾上1921収録)
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  29. ^ 内田吐夢『映画監督五十年 伝記・内田吐夢』、大空社、1998年、p.99
  30. ^ a b 京都文化のアーカイブ・コンテナとしてのフィルム「尾上松之助 葬儀」、東京国立近代美術館フィルムセンター、2015年8月11日閲覧
  31. ^ a b 稲垣1978、p.84
  32. ^ a b c マキノ1977、p.13
  33. ^ 『目玉の松ちゃん』、日本文教出版、1995年、p.3
  34. ^ a b ここまで『週刊サンケイ臨時増刊 大殺陣 チャンバラ映画特集』(サンケイ出版)より
  35. ^ 稲垣1978、p.40
  36. ^ 『週刊サンケイ臨時増刊 大殺陣 チャンバラ映画特集』(サンケイ出版)
  37. ^ 『あゝ活動大写真 グラフ日本映画史 戦前篇』、1976年、朝日新聞社
  38. ^ マキノ1977、p.16
  39. ^ マキノ雅弘『映画渡世・天の巻 マキノ雅弘伝』、平凡社、2002年
  40. ^ 目玉の松ちゃん死去『大阪毎日新聞』大正15年9月12日(『大正ニュース事典第7巻 大正14年-大正15年』本編p51 大正ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  41. ^ 所蔵映画フィルム検索システム、東京国立近代美術館フィルムセンター、2015年8月12日閲覧
  42. ^ 主な所蔵リスト「劇映画=邦画篇」マツダ映画社、2015年8月12日閲覧
  43. ^ 尾上松之助の埋もれた映像発掘 岡山出身の映画スター 京都で公開山陽新聞、2015年8月12日閲覧
  44. ^ おもちゃ映画ミュージアム・尾上松之助、大阪芸術大学、2015年8月12日閲覧
  45. ^ 尾上松之助の忠臣蔵 幻のフィルム発見、赤穂民報、2015年9月9日
  46. ^ 尾上松之助の「忠臣蔵」、幻のフィルムを京都で発見、2015年10月15日閲覧
  47. ^ 忠臣蔵 デジタル最長版、第29回東京国際映画祭
  48. ^ 発掘された映画たち2018、旧東京国立近代美術館フィルムセンター、2019年12月16日閲覧
  49. ^ 松之助の忠臣蔵マツダ映画社、2019年12月16日閲覧
  50. ^ 最古の『忠臣蔵』デジタル復元・最長版 特別上映会、国立映画アーカイブ、2019年12月16日閲覧
  51. ^ a b c 尾上松之助の未公開フィルム発見 検閲部分、ユーチューブで公開”. 山陽新聞デジタル. 山陽新聞社 (2022年11月16日). 2022年12月25日閲覧。
  52. ^ a b 尾上松之助出演の映画 戦前の検閲で切り取られた映像公開”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会(NHK) (2022年11月8日). 2022年12月25日閲覧。


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