琴線の響
原題: | Mighty Lak' A Rose |
製作国: | アメリカ |
製作年: | 1923 |
配給: | 日活 |
スタッフ | |
監督: | Edwin Carewe エドウィン・カリュー |
原作: | Curtis Benton カーティス・ベントン |
撮影: | Sol Polito ソル・ポリート |
解説 |
カーティス・ベントン氏の原作を「激浪の一船」「イソベル」等と同じくエドウィン・カリュー氏が監督したもので氏の第一回ファースト・ナショナル映画である。主役はドロシー・ギッシュ嬢の御亭主ジェームズ・レニー氏と「女性の悩み」「人の世の姿」等出演のドロシー・マッケール嬢である。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
音楽家のトレヴォルはローズという盲目の孤児がヴァイオリンに巧みなので、ローズのまだ見ぬ叔父ダンカンに相談し彼女を引き取り養育しようとした。叔父がローズを迎えにくる途中自動車に轢かれて死んだので、ローズは悪漢モルガンに誘拐され手先に使われようとする。悪漢の仲間ジミーはローズのヴァイオリンの音色に感化され、やがて凶悪なモルガンも善心に帰った。傷ついたローズの治療費を得んとジミーは盗みに入って捕らえられ投獄される。その後ローズはジミーは真死んだと言われたのを信じ視力の回復した後音楽家になった、出獄したジミーは彼女が初演奏の日に彼女と再会し、昔の恋は甦って2人は幸福な新生活に入る。批評ー素晴らしい人間的な情趣のうちに軽い喜劇の要素を取り入れた立派な映画で、カリウ氏の手腕が見事である。(ウォールド誌シー・エス・スウエル氏) |
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