淑女と風船とは? わかりやすく解説

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淑女と風船

原題:
製作国:日本
製作年:1950
配給:東宝
スタッフ
演出:日高繁明 ヒダカシゲアキ

中野潔 ナカノキヨシ
脚色:中野潔 ナカノキヨシ

坂谷良一 
企画:菅英久 

島久通男 シマヒサミチオ
撮影:川村清衞 カワムラキヨエ
音楽:原六朗 ハラロクロウ
美術:小川一男 オガワカズオ
録音:長岡憲治 ナガオカケンジ
照明:吉澤欣三 ヨシザワキンゾウ
キャスト(役名
松井優子 マツイユウコ (中戸川隆子
瀧花久子 タキハナヒサコ (母千賀
柴田早苗 シバタサナエ (暁美)
高杉妙子 タカスギタエコ (ナナエ
瀧川淳子 タキガワジュンコ (マミー
木戸新太郎 キドシンタロウキドシン (金ちゃん
内海突破 ウツミトッパ (宗兵衛
解説
銀座の踊子」に次ぐ宝映プロ第二作、東宝企画部菅英久企画同じく撮影所企画部坂谷良一脚本衣笠貞之助門下稻垣浩大曽根辰夫楠田清弟弟子に当たる日高繁明演出服部良一直系門下生原六朗音楽)の新人チーム楠田清応援をするスタッフ。出演者では東宝ニュー・フェイス第一期生で「女優(1947)」に出演した和志竹ひさ子衣笠推薦によって松井優子の名でデビューし、「銀座の踊子」の山本眞理江と同じ東京新聞ノミネーション合格者瀧川淳子抜擢されたほか瀧花久子大映)、柴田早苗高杉妙子らが出る。木戸新太郎内海突破などで歌謡舞踊場面には近江俊郎奈良光江貝谷八百子バレエ団雪城美沙子などが特出する。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
昼は数寄屋橋の上風船売り、夜はキャバレー・ファニーの掃除婦として働く千賀には故郷隆子という一人娘がいた。千賀は娘の幸福のためにキャバレー経営しているのだと苦しい嘘をついていた。ある夜、千賀の許に来た「アスツク」とう隆子電報に母は狼狽したファニーボーイ金ちゃんダンサー暁美、ナナエマミー街頭写真宗兵衛たちの協力千賀の嘘を実現させてやろうと彼女を一日だけのマダムにした。「良い夢を御覧なさい」の言葉二人は暁美のアパート送られたが隆子は母の生活には不相応な華美な室の雰囲気小首傾けずにいられなかった。夢の様な一夜の後、目を覚まして母の姿が見えず不安を感じた隆子は何も知らぬアパートの管理人言葉総ての夢を破られ千賀虚栄作りごとに裏切られ怒り感じた。「母娘愛情見栄外聞代わるなんて情けない」という隆子も暁美に慰められて却って自分我侭恥じるのだった。「一所懸命働いて、きっとお母さん迎え来ます」と別れの言葉残して発った隆子千賀大きな風船渡して感慨無量だった。一日だけの夢ではあったが貧し母娘生涯最大の幸福であった



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