海野十三とは? わかりやすく解説

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海野十三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 05:35 UTC 版)

(うんの じゅうざ)[1][注釈 1]1897年明治30年)12月26日 - 1949年昭和24年)5月17日)は、日本小説家SF作家推理作家漫画家、科学解説家。「日本SFの始祖の一人」と呼ばれる。本名は(さの しょういち)。


注釈

  1. ^ まれに「じゅうぞう」とも読まれる[2][3]
  2. ^ 時代背景としても、官セクタに所属する技師が、専門書を上梓する傍でフィクションも書くといったようなことが、新田次郎(本名の藤原寛人名義の著書としては『ラジオゾンデ』などがある)の例など、徐々に普通のことになっていった時代だった。
  3. ^ 連載第六回掲載号(「命がけの脱出」の章まで)に海野の訃報掲載。
  4. ^ 海野が執筆の「什器破壊業事件」作中で、木々が担当の「離魂の妻」について回想があるなど、時系列が見られる。

出典

  1. ^ "海野十三". 日本大百科全書、デジタル版 日本人名大辞典+Plus、百科事典マイペディア、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、精選版 日本国語大辞典、デジタル大辞泉. コトバンクより2022年11月8日閲覧
  2. ^ 中島河太郎「海野十三解説」『日本児童文学大系 第29巻 南洋一郎・江戸川乱歩・海野十三集』(ほるぷ出版、1977年、p.433)
  3. ^ 作家別作品リスト:No.160”. 青空文庫. 2022年11月8日閲覧。
  4. ^ 小西昌幸「海野十三を語る」文化ジャーナル(平成25年6月号) - 北島町(2021年2月14日閲覧)
  5. ^ 大御所菊池寛や花形女優ら次々と検挙『東京朝日新聞』昭和9年3月18日夕刊(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p615 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  6. ^ 海野『赤道南下』309頁
  7. ^ 海野『赤道南下』130頁
  8. ^ 海野『赤道南下』309-310頁
  9. ^ 石川喬司「海野十三ノオト」『十八時の音楽浴』ハヤカワ文庫、1976年、p.266
  10. ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)52頁
  11. ^ 『海野十三と敗戦日記』(横溝正史、朝日新聞、昭和47年12月18日)
  12. ^ 『誤植奇談』(横溝正史、東京新聞 昭和28年10月10日)
  13. ^ 青空文庫 - 「名士訪問記 ――佐野昌一氏訪問記――」 2018年1月閲覧
  14. ^ 『海野十三と敗戦日記』(横溝正史、朝日新聞、昭和47年12月18日)
  15. ^ 『横溝正史少年小説コレクション7 南海囚人塔』、横溝正史 著、日下三蔵 編、柏書房、2021年、ISBN 978-4-7601-5390-9、p.497-500「編者解説」
  16. ^ a b c d e 【海野十三の文学碑】徳島市内の2カ所に - 徳島新聞 2022年5月11日
  17. ^ 「獏鸚」(東京創元社)巻末解説
  18. ^ 江戸川乱歩「日本探偵小説事典」など


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