海軍
原題: | |
製作国: | 日本 |
製作年: | 1963 |
配給: | 東映 |
スタッフ | |
監督: | 村山新治 ムラヤマシンジ |
原作: | 岩田豊雄 イワタトヨオ |
脚色: | 新藤兼人 シンドウカネト |
企画: | 園田実彦 ソノダサネヒコ |
矢部恒 | |
撮影: | 二口善乃 フタクチヨシノ |
音楽: | 林光 ハヤシヒカリ |
美術: | 北川弘 キタガワヒロシ |
編集: | 田中修 |
録音: | 広上益広 |
スクリプター: | 山守勇 |
照明: | 原田政重 |
キャスト(役名) |
北大路欣也 キタオオジキンヤ (谷真人) |
三田佳子 ミタヨシコ (エダ) |
千葉真一(サニー千葉) チバシンイチ(サニーチバ) (牟田口隆夫) |
加藤嘉 カトウヨシ (隆夫の父) |
荒木道子 アラキミチコ (隆夫の母) |
杉村春子 スギムラハルコ (ワカ) |
石島房太郎 イシジマフサタロウ (谷真吉) |
相馬剛三 ソウマゴウゾウ (谷真蔵) |
大木史朗 オオキシロウ (谷真一郎) |
田川恒夫 タガワツネオ (谷真二郎) |
山浦栄 ヤマウラサカエ (谷四ノ吉) |
都健二 ミヤコケンジ (谷太郎) |
谷本小代子 タニモトサヨコ谷本小夜子 (谷ハル) |
田中恵美子 タナカエミコ (谷ミツ) |
水上竜子 (谷キタ) |
田沼瑠美子 タヌマルミコ (谷マツエ) |
高井利枝 (谷カヨ) |
東野英治郎 トウノエイジロウ (市来徳次郎) |
桧有子 ヒノキユウコ (徳次郎の妻) |
北原しげみ キタハラシゲミ (江波ミドリ) |
加藤武 カトウタケシ (下畑兵曹) |
山本みどり ヤマモトミドリ (下畑芳江) |
成瀬昌彦 ナルセマサヒコ (鶴原) |
永島明 ナガシマアキラ (菊地少佐) |
萩原満 ハギワラミツル (大島先生) |
三宅一 ミヤケハジメ (緒方先生) |
江原真二郎 エバラシンジロウ (兵学校の当直教官) |
南道郎 ミナミミチロウ (分隊幹事S少佐) |
桐島好夫 キリシマヨシオ (岡山少尉) |
小林稔侍 コバヤシネンジ (加藤少尉) |
菅原壮男 (中野少尉) |
増田順司 マスダジュンジ (練習艦隊の教官) |
梅宮辰夫 ウメミヤタツオ (指導官) |
亀石征一郎 カメイシセイイチロウ (小森) |
成田清 ナリタキヨシ (伊知地) |
風見章子 カザミアキコ (下宿の夫人) |
戸田春子 トダハルコ (産婆) |
小林テル コバヤシテル (ラジオ・アナ) |
解説 |
岩田豊雄原作を「嘘(1963)」の新藤兼人が脚色、「無法松の一生(1963)」の村山新治が監督した軍隊もの。撮影は二口善乃。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
日本が五大強国の一つして輝いていた大正七年、鹿児島の天保山に生れた谷真人は、海軍軍人の輩出している県立の中学に学んだ。熱烈な海軍志望者牟田口隆夫の影響で真人兵学校を受験、難関を突破したが、当の隆夫は乱視のため海軍を断念せざるを得なかった。夫の妹エダは真人に幼い憧れを抱いていたが、兄の失意を思えばつい素直に愛情を打ちあけられない。真人が猛訓練に明け暮れているとき、やっと立ち直った隆夫は、新しい人生を絵に見出していた。支那事変がますます拡大、第二次欧州大戦が勃発した昭和十四年、真人は兵学校を卒業、練習艦隊に乗り組んだ。その真人が世界各地の港からよこす便りに、エダは胸をときめかせた。鹿児島湾に艦隊が寄港したとき、天保山で語り合った二人は幸福だった。その後、真人は東京に隆夫を訪ね、夜を徹して語り合った。語りつきず、こんどは隆夫が呉の真人の下宿を訪ねたとき、真人に特務命令がきた。特殊潜航艇で真珠湾を攻撃するための訓練だった。極秘の訓練を終り、明日出撃という日に呉の下宿へ帰ると、そこには二カ月も前からエダが来て待っているのだった。二人の美しい青春を夜のとばりが包んだ。十二月八日未明、戦いのさきがけとなって真人は二十三年の命を散らした。天保山の頂上に立って、エダは海を見つめていた。「真人さん、私は悲しまないわ、私たちの青春のために」 |
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