気質喜劇とは? わかりやすく解説

きしつ‐きげき【気質喜劇】

読み方:きしつきげき

気質3によって類型化された登場人物たちの、特異な性格描いた風刺喜劇英国16世紀から17世紀にかけて流行したジョンソンなどが代表的


気質喜劇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/26 23:58 UTC 版)

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4つの気質(体液)。左から順に、「気むずかしい(黄胆汁質)」「憂鬱(黒胆汁質)」「楽天的(血液質)」「鈍重(粘液質)」

気質喜劇(きしつきげき、またはヒューモア喜劇comedy of humours or humours comedy)とは、16世紀から17世紀にかけて存在した喜劇の1ジャンルで、登場人物たちがそれぞれ四体液説に基づく「気質」によって動かされることがその特徴である。

歴史

気質喜劇というジャンルを16世紀末に流行させたのはイングランド劇作家ベン・ジョンソンならびにジョージ・チャップマン英語版だった。17世紀後期には、王政復古期喜劇(Restoration comedy)の中で風習喜劇と結合した。

特徴

気質喜劇の火付け役となったベン・ジョンソン『癖者ぞろい』(Every Man in His Humour1598年初演)に出てくるカイトリーが、四大体液説に基づく「気質」に支配されたキャラクターである。カイトリーの全ての言動は、自分の妻が不実であるという強い疑惑に動かされている。

Every Man out of His Humour』(1599年)の序劇の中で、ベン・ジョンソンは、ある1つの独特の気質が人間を支配し、それがその人物のすべての感情、魂、力を引き出すと説明している。

「気質」は身体的特徴と精神的特徴を結びつけたものだったが、そのキャパシティの中で性格の類型を描写するには、その結果はかなり微妙なものであった。




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