横井 金谷とは? わかりやすく解説

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横井金谷

読み方よこいきんこく(1761~1832)

江戸後期画家宝暦11年(1761)栗太郡下笠村草津市)に生まれる。はじめ浄土宗僧侶であったが、後に山伏となって諸国放浪したという。彼は若いときから絵を独習し特定のについたわけではないが、与謝蕪村傾倒していたため、紀楳亭とともに近江蕪」とも称された。63歳坂本住居定め草庵常楽房」を営んだ。彼は、天保3年(1832)72歳没するまで、ここで暮らしたこの頃金谷画賛には「金谷道人滋賀山に於いて写す」「台嶺下金谷写す」などと記されている。おそらく大津山水美しさが、晩年金谷の心をとらえたであろう



横井金谷


横井金谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 22:45 UTC 版)

横井 金谷(よこい きんこく、宝暦11年〈1761年〉 - 天保3年1月10日1832年2月1日〉)は江戸時代後期の浄土宗僧侶絵仏師文人画家近江国の生まれ。僧名は泰誉妙憧、別号に蝙蝠道人など。


  1. ^ a b c d e f g h i j k 石丸(1980)、p.70
  2. ^ a b c d e f g h i j 草津市教育委員会(1990)
  3. ^ a b c d e f g 藤森(1965)、p.217
  4. ^ 甲賀市史編さん委員会編集 『甲賀市史 第5巻 信楽焼・考古・美術工芸』 甲賀市、2013年3月15日、p.502。
  5. ^ a b 倉敷市立美術館編集・発行 『倉敷市立美術館開館30周年記念 倉敷仏教寺院の至宝』 2014年3月
  6. ^ 小林忠監修 江戸東京博物館 MIHO MUSEUM 鳥取県立博物館編集 『ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡』 読売新聞社発行、2013年、pp82-83、p.188。
  7. ^ 金谷上人御一代記 7巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2021年5月9日閲覧。
  8. ^ 金谷道人御一代記”. 佛教大学図書館デジタルコレクション. 2021年5月9日閲覧。
  9. ^ 草津市広報課「広報くさつ」平成31年4月1日号


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