極限に関する誤謬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 23:41 UTC 版)
「誤った数学的推論」の記事における「極限に関する誤謬」の解説
aをbに極限まで近づけるということを、aをbとする、と間違えたことによる間違った証明もある。 a {\displaystyle a} を、正の方向から0に極限まで近づいた数とする。 このとき、 a a {\displaystyle a^{a}} は0なので 0 0 = 0 {\displaystyle 0^{0}=0} また、 a 0 {\displaystyle a^{0}} は1であるから 0 0 = 1 {\displaystyle 0^{0}=1} よって 0 = 1 {\displaystyle 0=1} Q.E.D. 誤謬があったのは2,3である。0に極限まで近づけた数と0は同一ではない。
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