椿林太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 01:50 UTC 版)
主人公。巨人軍に突如現れた投手。初登板のとき、黒いサングラスをしていたため「黒い秘密兵器」と呼ばれた(このあとすぐサングラスを外し、これ以降つけることはなかった)。両親はおらず、肉親は祖父のみ。背番号は当初は11だったが、後に監督の川上哲治から16を受け継ぐ。森昌彦ですら捕球できないほどの剛速球のために捕手の起用に問題が生じたが、専門の捕手として鍛えられた大船の入団で投手として活躍が続けられることとなる。柳生(後述)の告発で伊賀忍者の末裔であることが判明し、忍術を野球に持ち込むことを非難する柳生によって球界から追放されそうになるが、蟻川(後述)によって潔白が証言され、その後も球界に留まり、様々な秘球を編み出して活躍を続ける。しかし「かすみの秘球」で強いられた不自然な投法によって手首に悪性腫瘍ができてしまったため、日本シリーズの対南海ホークス戦で全試合を投げて日本一に貢献した直後の表彰式で、忽然と姿を消し、そのまま球界を去る。
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