東口駅前再整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:23 UTC 版)
現在の駅前広場は1986年に整備されたが、整備されてから20年以上経過し、施設の老朽化が進んでいた。また、一度アゼリアを経由しなければバスターミナルにアクセスできないことや、街路樹や地下街の入口などで視界が遮られるなどの課題が多かった。 そこで、川崎市では2007年から有識者や市民で構成する会議で検討を重ね、2008年3月に具体策をまとめた。案では、視界を遮っている東口からアゼリアに降りる中央階段の屋根と壁面を透明な素材にするなどして開放的な空間にすることや、混雑が激しい階段で上下移動が多くなる島式のバス乗り場を7か所から2か所に再編成し、横断歩道やエスカレーター・エレベーターの整備などバリアフリー化のための整備が進められる。また、駅前広場全体でもエスカレーターやエレベーターを既存の倍に増やすことや、タクシーと一般車の乗降スペースを駅側に整備し、街路樹の景観工夫がされる。 この再整備工事は2009年度に着工され、2011年4月に完成した。 その他にも、6千台分の駐輪場の整備、北口の開設、西口側とを結ぶ新たな自由通路の計画もなされている。
※この「東口駅前再整備」の解説は、「川崎駅」の解説の一部です。
「東口駅前再整備」を含む「川崎駅」の記事については、「川崎駅」の概要を参照ください。
- 東口駅前再整備のページへのリンク