東京地下鉄・都営地下鉄
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「駅ナンバリング」の記事における「東京地下鉄・都営地下鉄」の解説
東京地下鉄(東京メトロ)および東京都交通局(都営地下鉄)は2004年4月1日(帝都高速度交通営団(営団地下鉄)の民営化と同日)から導入した。方角を基準に定めており、基本的に西・南から東・北に向かって振られている。そのため、路線によっては駅番号01の駅が終点側の駅になる場合もある。 目黒駅 (N-01/I-01) - 白金高輪駅 (N-03/I-03) 間は東京メトロ南北線と都営三田線、和光市駅 (Y-01/F-01) - 小竹向原駅 (Y-06/F-06) 間は東京メトロ有楽町線と東京メトロ副都心線でそれぞれ線路、駅施設を共有しており、1つの駅に2つの駅番号が付番されている。同じ駅については路線記号のみ異なり数字部分は同じである。有楽町線と副都心線の小竹向原駅 (Y-06/F-06) - 池袋駅 (Y-09/F-09) 間はそれぞれ別の線路を使用しているが、途中の駅数が2駅で同数のため、数字部分は同じである。 駅ナンバリングの導入以前は、ラインカラーを付した「○」のみを路線記号として使用していた。 なお、東京地下鉄の新木場車両基地にある「総合研修訓練センター」には、「訓練線」と呼ばれる非営業線があり、設置されている案内表示での路線記号はK (Kunren) となっている(詳細は当該項目を参照)。 東京地下鉄 銀座線 (G / Ginza) 渋谷駅 (G-01) - 浅草駅 (G-19) 丸ノ内線 本線 (M / Marunouchi) 荻窪駅 (M-01) - 中野坂上駅 (M-06) - 池袋駅 (M-25) 分岐線(方南町支線) (Mb / Marunouchi branch) 方南町駅 (Mb-03) - 中野新橋駅 (Mb-05)( - 中野坂上駅) 方南町支線の路線記号は導入当初は「m」を使用していたが、自動放送での読み上げにおいて区別を図るため、2016年11月中旬より順次「Mb」に変更している。 番号部分が03 - 05となっているのは、分岐・合流駅の中野坂上駅 (M-06) に連続させるようにするためである。 日比谷線 (H / Hibiya) 中目黒駅 (H-01) - 北千住駅 (H-22)駅ナンバリング導入当初は虎ノ門ヒルズ駅 (H-06)(2020年6月6日開業)が未開業だったため、霞ケ関駅 (H-07) - 北千住駅 (H-22) のナンバリングが1つずつ繰り下がっていた(霞ケ関駅 (H-06) - 北千住駅 (H-21))。 東西線 (T / Tozai) 中野駅 (T-01) - 西船橋駅 (T-23) 千代田線 (C / Chiyoda) 代々木上原駅 (C-01) - 綾瀬駅 (C-19) - 北綾瀬駅 (C-20) 有楽町線 (Y / Yurakucho) 和光市駅 (Y-01) - 池袋駅 (Y-09) - 新木場駅 (Y-24) 半蔵門線 (Z / hanZomon) 渋谷駅 (Z-01) - 押上駅 (Z-14)「HANZomon」の「H」が日比谷線、「A」が都営浅草線、「N」が南北線でそれぞれ採用されたため、「Z」が採用された。 南北線 (N / Namboku) 目黒駅 (N-01) - 白金高輪駅 (N-03) - 赤羽岩淵駅 (N-19) 副都心線 (F / Fukutoshin) 和光市駅 (F-01) - 池袋駅 (F-09) - 渋谷駅 (F-16)2008年6月14日の池袋駅 - 渋谷駅間開業前、小竹向原駅 - 池袋駅間が「有楽町線(新線)」として営業していた時代は、池袋駅(新線池袋駅)には有楽町線と色違い(ブラウン)の「Y-09」が設定されていた。 都営地下鉄 浅草線 (A / Asakusa) 西馬込駅 (A-01) - 泉岳寺駅 (A-07) - 押上駅 (A-20) 三田線 (I / mIta) 目黒駅 (I-01) - 白金高輪駅 (I-03) - 西高島平駅 (I-27)「Mita」の「M」が東京メトロ丸ノ内線で採用されたため、「I」が採用された。 新宿線 (S / Shinjuku) 新宿駅 (S-01) - 本八幡駅 (S-21) 大江戸線 (E / oEdo) (都庁前駅 - )新宿西口駅 (E-01) - 都庁前駅 (E-28) - 光が丘駅 (E-38)「Ōedo」の「O」が「0(ゼロ)」と似ていて混乱することが予測されたため、「E」が採用された。 大江戸線のみ基準が異なり、新宿西口駅から 6 の字を時計回りにめぐる形になっている。
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東京地下鉄・都営地下鉄
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両事業体は利便さを考慮し、ラインカラーや乗車制度など足並みを揃えて導入される制度が多い。出口番号も同じ付番法則で同時に設定されたため、同時に解説する。 路線別記号は英数大文字でA1,B1,C1…などと設定している。 末尾符号は英数小文字でA1a,A1bなどと設定している。 なお上記はすべての駅で統一されているものでなく、以下のようなケースも存在する。 都営地下鉄は、乗換路線がなくてもすべての出口番号にAを設定している駅が多い。 新宿駅・新宿三丁目駅 - 丸ノ内線の出口が多いため、両駅を結ぶ地下コンコースから見て南側をA、北側をBで設定している。なお前述した後付け開業の法則により、都営新宿線新宿三丁目駅はC、都営大江戸線新宿西口駅(丸ノ内線新宿駅と地下通路でつながっている)はD、副都心線新宿三丁目駅はEで設定されている。さらに同じ新宿駅でも都営大江戸線はA、京王新線と都営新宿線の新線新宿駅は数字のみで設定されている。 赤坂見附駅 - 赤坂地下歩道を経由する出口は数字を使わずA,B,C…と英字のみ設定されている。一方、ベルビー赤坂に直結する出口には以前は番号が設定されていなかったが、山王下方面に出口が新設されると同時に、地下通路でつながっている異名乗換駅の永田町駅からの連番(数字のみ)で設定された。 池袋駅 - 丸ノ内線と有楽町線は数字のみで、地下街(東武ホープセンターと池袋ショッピングパーク)との連番になっている。一方、副都心線はCを設定している。 市ケ谷駅・春日駅など - 前述したケースだが、自治体が鉄道事業者と類似した出口番号を設定したため、例えば地下鉄のA1番と自治体の1番が混在している。
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