新KS鋼とは? わかりやすく解説

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しん‐ケーエスこう〔‐カウ〕【新KS鋼】

読み方:しんけーえすこう

本多光太郎らがKS鋼から改良・発明した磁石鋼にニッケル・アルミニウム・チタンを加え鋳造後に焼きなましのみを施したもの。KS鋼より保磁力大きい。


新KS鋼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/22 10:24 UTC 版)

新KS鋼(しんKSこう、NKS steel)は、コバルトアルミニウムニッケルチタンを含む合金、磁石鋼[1]

概要

1934年(昭和9年)、東北帝国大学本多光太郎によってMK鋼を改良して開発された。最初のKS鋼の4倍近い保磁力を有し、これにより1931年(昭和6年)に東京帝国大学三島徳七によって開発されたMK鋼(KS鋼の2倍の保磁力を有する)から世界一の保磁力の座を奪還した[1]

1958年(昭和33年)にブリュッセルで開催されたブリュッセル万国博覧会では新KS鋼による永久磁石を使用した電子顕微鏡が表彰された[2]

製法

上述の成分の合金を鋳造後に焼きなましを施す[1]

脚注


「新KS鋼」の例文・使い方・用例・文例

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