イタリア弦楽四重奏団とは? わかりやすく解説

イタリア弦楽四重奏団

(新イタリア四重奏団 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 21:20 UTC 版)

イタリア四重奏団
パオロ・ボルチャーニ、エリサ・ペグレッフィ、フランコ・ロッシ、ピエロ・ファルッリ(1955年)
基本情報
出身地 イタリア
ジャンル クラシック音楽
活動期間 1945年~1980年
公式サイト http://www.quartettoitaliano.com/

イタリア四重奏団: Quartetto Italiano)は、1945年カプリでデビューし、1980年に解散した弦楽四重奏団。活動時期は1945年–1980年であった。

沿革

元来は「新イタリア四重奏団」(Nuovo Quartetto Italiano)と名乗ったが、1951年から「新」 "Nuovo" を名称から落とした。

1967年から1975年にかけてベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲録音を完成させ、その後もモーツァルトシューマンブラームスウェーベルンの弦楽四重奏曲全集を完成させた。この楽団は、シルヴァーノ・ブッソッティの「グラムシ四重奏」、「グラムシの種子」、ジャチント・シェルシの弦楽四重奏曲第4番を初演した。

メンバー

歴代メンバーは以下の通りである。 ヴィオラのみ入れ替えがあった。丸カッコ内は生没年。

ディスコグラフィ

脚注

注釈

  1. ^ P・ボルチャーニは後半生、バッハフーガの技法を掘り下げ、妻ペグレッフィ、ファルッリの門弟トマーゾ・ポッジ(ヴィオラ Tommaso Poggi)とロッシの門弟ルーカ・シモンチーニ(チェロ Luca Simoncini)と四重奏団を組んで演奏活動を続けた。没年の5月3日、サーラ・ピアッティ(ベルガモ)で最後の録音をした。
  2. ^ P・ボルチアーニの妻。解散後は教職に専念した。
  3. ^ L・フォルツァンティは解散後、フィエーゾレの学校で職につく。
  4. ^ F・ロッシは解散後、室内楽の演奏に戻る。

出典

関連項目

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