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文京洙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 22:14 UTC 版)

文 京洙(ムン・ギョンス, 문 경수, 1950年-)は、在日韓国・朝鮮人二世の政治学者立命館大学国際関係学部教授。専門は、韓国政治史。

略歴

東京都生まれ。法政大学文学部卒業後、学士入学で中央大学法学部に進学。その後、法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。国際基督教大学助手などを経て、立命館大学国際関係学部教授。朝鮮学校の高等学校等就学支援金対象除外に反対する「無償化連絡会大阪」の賛同人も務めている[1]

著書

単著

  • 『ハングル教本――基礎から読解まで』(新幹社, 1992年)
  • 『済州島現代史――公共圏の死滅と再生』(新幹社, 2005年)
  • 『韓国現代史』(岩波書店岩波新書], 2005年)
  • 『在日朝鮮人問題の起源』(クレイン, 2007年)
  • 『済州島四・三事件――「島のくに」の死と再生の物語』(平凡社, 2008年)

共著

  • (鄭章淵)『現代韓国への視点』(大月書店, 1990年)

編著

  • 『アジアの人びとを知る本(5)アジアで生きる人びと』(大月書店, 1992年)
  • 『なぜ書きつづけてきたかなぜ沈黙してきたか――済州島四・三事件の記憶と文学』(平凡社, 2001年)

共編著

  • (川瀬俊治)『ろうそくデモを越えて――韓国社会はどこに行くのか』(東方出版, 2009年)
  • 奥田宏司佐藤誠・原毅彦)『エティック国際関係学』(東信堂, 2011年)

訳書

  • ウィルフレッド・バーチェット『広島 TODAY』成田良雄訳(連合出版, 1983年)
  • ジョン・メリル『済州島四・三蜂起』(新幹社, 1988年)
  • ユージン・カメンカ編『社会的理想としての共同体』(未來社, 1991年)
  • 「済民日報」四・三取材班『済州島四・三事件(1)朝鮮解放から四・三前夜まで』(新幹社, 1994年)
  • 徐仲錫『韓国現代史60年』(明石書店, 2008年)

脚注

  1. ^ [1]



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