接着剤・とは? わかりやすく解説

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せっちゃく‐ざい【接着剤】

読み方:せっちゃくざい

固体固体とをはり合わせるのに用い物質でんぷんのりカゼイン・にかわ・ゴムなどやフェノール樹脂ビニル樹脂エポキシ樹脂などの合成樹脂がある。

「接着剤」に似た言葉

接着剤

英語 adhesive

2つ物体貼り合わせるために用い物質。糊、ボンド(商品名)、ガム、膠(にかわ)などの総称原料としては、従来ゼラチンアラビアゴムなどの天然産物用いられてきたが、最近は有機高分子物質主流になっている。とくに工業的に使われる接着剤は、ほとんど合成樹脂合成ゴムである。大別する溶剤系、水分散系、ホットメルト系、反応系などがある。自動車の生産ラインでは、有機溶剤による作業環境問題作業性などから現在は溶剤系の接着剤はほとんど使われていない。ねじ締めファスナー止めなど、ほかの結合方法切り替えたり、ホットメルト系の接着剤に切り替えている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

接着剤

作者メイヴ・ビンチー

収載図書クリスマス食卓
出版社アーティストハウス
刊行年月1998.12


接着剤

作者星新一

収載図書へんな怪獣
出版社理論社
刊行年月2001.3
シリーズ名新・名作の愛蔵版

収載図書ちぐはぐな部品 改版
出版社角川書店
刊行年月2006.6
シリーズ名角川文庫


接着剤

作者阿刀田高

収載図書おどろき箱 1
出版社幻冬舎
刊行年月2004.7

収載図書おどろき箱 1
出版社幻冬舎
刊行年月2007.6
シリーズ名幻冬舎文庫


接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 06:54 UTC 版)

接着剤(せっちゃくざい、AdhesiveGlue)は、物と物をつなぐ(接着)ために使われる物質。塗料ラミネートシーリング材なども、片面を接着するという機能から接着剤の一種に含まれることがある。日本で初めて製造された合成接着剤はセメダインである。


  1. ^ a b c d e 化学はじめて物語”. 日本化学工業協会. 2020年2月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 坪田実「塗膜の機械的性質」『色材協会誌』第62巻第3号、色材協会、1989年、164-175頁、doi:10.4011/shikizai1937.62.164ISSN 0010-180XNAID 1300049944072020年9月8日閲覧 
  3. ^ 雑貨工業品品質表示規程”. 消費者庁. 2013年5月23日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i 接着剤の知識”. 東リ. 2020年9月8日閲覧。
  5. ^ 魚膠. コトバンクより。
  6. ^ Nature's strongest glue could be used as a medical adhesive: IU News Room: Indiana University”. newsinfo.iu.edu. 2021年5月16日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 5.接着剤の使い方”. セメダイン. 2020年9月8日閲覧。



接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 19:32 UTC 版)

プラモデル」の記事における「接着剤」の解説

1980年代頃まではほとんどのキット小型チューブ平行四辺形パック入ったものが付属していたが、近年では組立て必要な場合でも付属しないことが多い。現在はレベルエアフィックス一部製品にのみ付属する。接着剤を使用せず組み立てられる、スナップフィット・キットと呼ばれるプラモデル増えている。

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接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 00:49 UTC 版)

合板」の記事における「接着剤」の解説

「接着剤」も参照 石油化学発達する以前は、にかわなどの天然物質が使われており、製造工程精度悪さとも相まって合板には「剥がれやすいベニヤ板」という粗悪なイメージがあった。石油化学発達してからは、透明で安価な尿素樹脂、あるいは耐水性改善したユリア・メラミン樹脂接着剤が使われてきたが、これらは経年劣化により、徐々に分解してホルムアルデヒド発散することが問題となっている。現在は製造時に加えホルムアルデヒド必要十分な量に抑えること、そして分解生じたしたホルムアルデヒド吸収分解するキャッチャー剤を配合することで対策されているが、それでも過敏な小児においてシックハウス症候群アトピー性皮膚炎などの原因になることが報告されている。 構造用の針葉樹合板では、フェノール-ホルムアルデヒド樹脂系接着剤が多く使われている。これは耐久性優れており、化学的に安定であるためホルムアルデヒド放出少ないが、透明ではなく濃い褐色をしているため家具木工製品としては好まれない近年は、成分に全くホルムアルデヒド含まず、色の薄いイソシアネート樹脂系接着剤も使われるようになっている。これは、フェノール系よりやや高価であるが、特定の重合促進剤添加すれば、硬化に必ずしも高温を必要とせず40程度でも30分で硬化するので、他の熱硬化型接着剤で問題となるパンクベニア含まれている水分が、100以上に加熱されることによって高圧水蒸気となり、製造工程途中で合板損傷する現象)が生じにくいという利点もある。製造条件比較容易になるので、材料コスト上がって生産性向上による製造コスト低減により、最終製品コストはむしろ下がる場合もある。なお、イソシアネート系接着剤は、セルロースリグニン水酸基反応して分子レベル木材繊維接着するため、フェノール系よりも硬化直後性能良いが、経年劣化度合いはやや大きい事がわかっており、比較新し材料であり使用実績年数も短いため、信頼性を特に必要とする分野にはまだ採用されていない木材透湿性がある(透湿抵抗が低い)素材であるが、合板においては多数接着層が存在するために、極めて透湿抵抗が高い素材となっている。その為、住宅用建材としては壁内結露問題回避するために、あえて安価な合板使用せず透湿性のある火山性ガラス質複層板(ダイライトやモイスなど)を選択することがある。 「構造用合板」も参照

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接着剤(セメント)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 19:32 UTC 版)

プラモデル」の記事における「接着剤(セメント)」の解説

元来二つ上の物質接着用いられるものだが、後述パテとして使用可能なものもある。最近は後述様に強固な接着の為ではなく仮止め完成品耐震安定展示用の一時(仮)接着目的したもの出回り始めている。

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接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:14 UTC 版)

卓球」の記事における「接着剤」の解説

ラバーラケット接着するために使用する。現在使用認められているのは、水溶性接着剤、接着シート固形接着剤である。かつてはゴム有機溶剤溶いた接着剤が広く使用されていたが、有機溶剤人体に有害であるという理由から、有機溶剤を含む接着剤の使用は、日本国内小学生大会で2007年4月1日より使用禁止されたのを皮切りに2007年9月1日以降日本国内の大会禁止された。国際大会では2008年9月1日より禁止となった。 現在、日本国内において日本卓球協会公認の接着剤の使用認められている。しかし、2009年現在においても、国際卓球連盟公認された接着剤はない。これは、塗った接着剤とラバーわずかに含まれている残留溶剤反応するおそれがあるためであり、たとえ使用認められている接着剤を用いたとしても、試合後のラケット検査残留溶剤検出され場合失格となる。よって、これを未然に防ぐために、ラバーパッケージ開けてから72時間放置した後、公認の接着剤を使用してラケット貼ることが推奨されている。

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接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 21:24 UTC 版)

ティップ (ビリヤード)」の記事における「接着剤」の解説

接着剤の結合が弱いと手球を撞いたときの衝撃ティップ外れてしまうことがあるため、どの接着剤を使うかを研究しているプレイヤーもいる。木工用ボンド用いられることもあったが乾燥までに時間が掛かることもあり、ゲル状瞬間接着剤用いられるなどしている。

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接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 06:27 UTC 版)

ゼリー」の記事における「接着剤」の解説

粘着性発揮しやすくする為に物体間の隙間入り込めゼリー特質生かしている。

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接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:07 UTC 版)

「漆」の記事における「接着剤」の解説

縄文時代から漆で固定され矢じり出土しており、人類はまず接着剤としての用途発見していたと考えられる江戸時代などには、漆を接着剤として用いることもよく行われた例えば、小麦粉と漆を練り合わせて、割れた磁器接着する例がある。硬化には2週間程度要する接着後、接着部分の上黒漆塗って乾かし、さらに赤漆塗り金粉をまぶす手法金継ぎといい、鑑賞堪える、ないしは工芸価値高めるものとして扱われる

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接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 01:17 UTC 版)

研磨布紙」の記事における「接着剤」の解説

膠と合成樹脂とが使用されている。炭酸カルシウムなどの充填剤配合されることもある。おもな合成樹脂は、フェノール樹脂エポキシ樹脂である。 膠(glue)を「G」、樹脂resin)を「R」あらわし、図1の「下引き接着剤層」「上引き接着剤層」の順に、G/G、R/G、R/Rなどと記号し、レジンオーヴァーグルーなどと呼ぶ。 膠は柔軟性に富むが、耐熱性耐水性乏しく湿式環境作業する耐水研磨紙(『JIS R 6253』)用には使えない

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接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 13:31 UTC 版)

ロジン」の記事における「接着剤」の解説

圧接着剤、ホットメルト接着剤ラテックス系接着剤、ゴムセメントなどに接着力高めるために添加されている。

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接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 07:32 UTC 版)

カゼイン」の記事における「接着剤」の解説

初期集成材は、接着剤にカゼイン利用していた。アメリカには1930年代カゼイン利用した集成材建設され図書館現存する

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