感染 源とは? わかりやすく解説

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かんせん‐げん【感染源】

読み方:かんせんげん

病原体保有し、他の個体感染させることが可能なもの。


感染源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 06:55 UTC 版)

感染源(かんせんげん、: source of infection)は、生物、非生物を問わず病原体を保有し、直接宿主への伝播を可能とする媒体。多くの場合でレゼルボアと一致する。




「感染源」の続きの解説一覧

感染源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 05:21 UTC 版)

リステリア」の記事における「感染源」の解説

リステリア・モノサイトゲネスは、食肉乳製品野菜などにも存在し、これらを介して経口的にヒト感染することがあるリステリア症人獣共通感染症であり、従前ペットなどからの感染疑われていたが、1980年代コールスロー原料となったキャベツからの感染明らかになって以来食品からの感染ルート判明して重要な食品媒介感染症一つだと考えられるようになった。ただし、健常者での発症がまれなことや、発症までの期間が数時間~数週間と幅がある事などから、原因になった食品特定には至らない場合も多い。調理用食肉リステリア汚染状況調査によれば食肉用動物保菌率は、牛1.2%・0%と低く食肉加工後の汚染率は20.8%で、加工施設内での二次汚染疑われる食肉汚染率は、10 - 40%と考えられている。

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感染源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 13:28 UTC 版)

ブルーリ潰瘍」の記事における「感染源」の解説

非結核性抗酸菌であるM. ulcerans 及びその亜種であるM. ulcerans subsp shinshuenseが起因である。このは、マイコラクトン(mycolactone)という脂質毒素産生し局所壊死アポトーシス引き起こし皮膚潰瘍形成する。なお、日本患者から検出され原因菌のすべてと中国での感染症例はM. ulcerans subsp shinshuenseであった

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感染源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/24 15:46 UTC 版)

腸炎ビブリオ」の記事における「感染源」の解説

海水広く存在するため、生鮮海産魚介類介した経口感染が主で、ヒトからヒトへの感染はまれである。原因食品としてイカ貝類比較的多いが、その他の一般など、ほとんどの海産魚介類生食原因になりうる。腸炎ビブリオ感染成立するには約100万個以上の生きた摂取が必要と言われ食中毒サルモネラと同様、経口感染症の起因の中では比較的、感染発病多数を必要とする部類属する(これに対し例え赤痢菌は10-100個の発病する)。ただし、上述のように増殖早いであるため、夏期常温放置した魚介類などでは2-3時間のうちに発病数にまで増殖することがある。また好塩菌であるため、漬け物などの塩分含む食品二次感染し、それが感染源となることも多い。

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感染源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 15:59 UTC 版)

レジオネラ症」の記事における「感染源」の解説

入浴設備超音波加湿器空調機器ダクト等が感染源になった報告されているが、特に日本では入浴設備からの感染事例が多い。1996年通産省から家庭用24時間風呂水のレジオネラ存在確認されいとして、その製造元発売元衛生対策要請がなされ、1997年にはレジオネラ対策24時間風呂各社から発売されている。しかし、それ以降各地温泉共同入浴施設では、感染による死者出ており、衛生管理難しさ物語っている。前述のように、レジオネラ入浴施設多用される濾過循環装置の濾材では処理できないため、循環式浴槽を持つ共同入浴施設では、以下の二点が指導されている。 塩素消毒行い、また定期的に湯をおとし清掃すること(レジオネラ繁殖抑制する泡風呂にしないこと、湯面より高い位置にある注ぎ口ではなく浴槽内から循環させること(エアロゾル形成抑制するまた、L. longbeachae による疾患報告されており、こちらは土壌存在する病原菌園芸用たい肥などを通じて感染することが多い。

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感染源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 19:49 UTC 版)

A型肝炎」の記事における「感染源」の解説

経口感染 糞便介した経口感染で、糞便汚染され器具手指等を経て感染するまた、ウイルス汚染され野菜魚介類などを生や加熱不十分なまま食べることによっても感染する世界的には、カキなどの二枚貝レタス青ネギなどの野菜類冷凍ラズベリー冷凍イチゴなどの冷凍果実類による集団感染報告されている。日本A型肝炎ウイルスによる食中毒として原因食品特定された例はウチムラサキ貝(大アサリ)の事例握り寿司事例のみと少ない。感染症発生動向調査による報告による推定される感染源は、国内感染事例ではカキなどの海産物寿司肉類などが感染源として推定され国外感染事例では海産物のほか野菜フルーツなどが感染源として推定されている。 性行為感染 男性間の性行為による感染者増加報告されている。また、2018年36週(9月9日)までに、例年感染者数大きく越える724人の感染が、国立感染症研究所によって報告された。

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感染源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 13:23 UTC 版)

中東呼吸器症候群」の記事における「感染源」の解説

サウジアラビア発生したとされており、感染源(コウモリ起源ではあるが、中間宿主存在が必要である)、感染方法わかっていなかったが、2014年6月に感染源がヒトコブラクダであると報道された。 2020年現在では、ヒトコブラクダ保有宿主(感染源動物)であるとされ、ラクダとの接触や、ラクダの未加熱肉や未殺菌乳の摂取感染リスクになると厚生労働省発表している。

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感染源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 23:44 UTC 版)

エボラ出血熱」の記事における「感染源」の解説

アフリカ中央部スーダンコンゴ民主共和国コンゴ共和国ガボンウガンダ)、西アフリカコートジボワール(アイボリコースト、象牙海岸輸入1例)、ギニアリベリアシエラレオネナイジェリア)、南アフリカガボンからの輸入1例)で発症している。またフィリピンでは感染したカニクイザルと豚が見つかっている(サルアメリカ合衆国イタリア輸出されウイルス発見された。)。

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感染源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 04:27 UTC 版)

サル痘」の記事における「感染源」の解説

アフリカ生息するリスなどのげっ歯類をはじめ、サルウサギなどが自然宿主とされる

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