川上秀光とは? わかりやすく解説

川上秀光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/24 14:28 UTC 版)

川上 秀光(かわかみ ひでみつ、1929年10月19日[1] - 2011年9月11日[2])は、日本の都市計画家。都市計画学者。東京大学名誉教授

略歴

京都府出身[2]。1954年東京大学工学部建築学科卒業。その後、大学に残り研究に従事。

1963年、東京大学助教授。1971年「都市基本計画の目標設定・構成内容と関連諸計画」で東大工学博士。1975年教授。1988年退官、名誉教授、芝浦工業大学教授。

1981年、建築審議会委員。1981年から1984年まで、日本都市計画学会学術委員長、1985年副会長、1987年会長。

その他都市域の研究代表や都市圏や環境計画の体系化の研究、特に東京に関する要職として東京都長期計画専門委員会委員、新長期構想懇談会委員、東京湾未来像、隅田川将来像、都民大学設定懇談会委員、東京湾地域の開発・環境保全専門部会長を歴任した。

2011年9月11日、敗血症のため東京都目黒区の病院で死去。81歳没[2]

著書

  • 『都市政策の視点』編著 学陽書房 1981 「地方の時代」の地方自治
  • 『東京改造元年・その透視図 21世紀の国際都市に向けて華麗なる変身』伊達良則編著 東京新報社出版部 1988
  • 『巨大都市東京の計画論』計画論研究会編 彰国社 1990

脚注

  1. ^ 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.182
  2. ^ a b c 時事ドットコム:川上秀光氏死去(東大名誉教授・都市工学)
文化
先代
渡部與四郎
日本都市計画学会会長
第19代:1987年 - 1989年
次代
新谷洋二




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