小説『ダンガンロンパ/ゼロ』
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「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の記事における「小説『ダンガンロンパ/ゼロ』」の解説
ゲーム本編では以下の人物は未登場だが、捜査中にある教室にて凄惨なある「事件」の名残に関与した人物が中心となっている。 音無 涼子(おとなし りょうこ) 本作の主人公。とある事情で覚えたことをすぐに忘れてしまうという問題を抱えている。そのため『音無涼子の記憶ノート』に覚えたことをすべて記録し、それを自分の記憶としている。赤毛のロングヘアに、神代優兎が「ヤラセて欲しい」とせがむ程のなかなかのナイスバディ。自分でも世間的には美人だと思っているが、想いを寄せる松田夜助からは「ブス」などと罵られる。強烈なポジティブシンキングで、口癖は「私には関係ない」。 松田夜助を猛烈に愛しておりどんなことがあろうとも夜助のことを忘れることはない。ただし彼の顔を覚えているわけではなく、手続き記憶に関連付けて存在を覚えているだけ、と診断されている。 《希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件》に巻き込まれてしまい、少しづつ自分の運命が進展して行く。 『スーパーダンガンロンパ2』では彼女の物と思われるボロボロのノートが景品で登場している。 松田 夜助(まつだ やすけ) 超高校級の「神経学者」の称号を持つ少年。いつもは自分の研究室に篭って漫画を読み耽るなど、だらしない生活を送っている。美形ではあるが、かなりの毒舌の持ち主で音無のことも容赦なく罵倒する。《希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件》の捜査に携わっており、彼もまたこの事件によって人生を大きく変えられてしまう。 『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編』の第8話にも校舎から大規模デモ(「パレード」)を見下ろす一人として登場している。 神代 優兎(かみしろ ゆうと) 超高校級の「諜報員」の称号を持つ少年。童顔で小柄ととても高校生には見えないが、れっきとした希望ヶ峰学園の生徒である。昔から存在感が薄く、それを才能と捉えスパイとなった。パン屋の袋に大量の菓子パンを詰めて持ち歩いており、独特の基準で取り出した菓子パンに対し一喜一憂する変わった癖がある。 一見すると子供っぽい外見をしているものの、目の前にいるのに気付かれない程の確かな能力と、それ以上に強い性欲の持ち主であり、音無に対し事あるごとにセクハラを仕掛ける。その上ついに「ヤラセて欲しい」と頼むなどその性欲は留まるところを知らない。しかし「自分の人生は才能に縛られている」と考えるなど、リアリストの一面も持つ。 『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編』の第5話にも通りすがりとして登場している。 斑井 一式(まだらい いっしき) 超高校級の「ボディーガード」の称号を持つ人物。彼をよく知る者たちからは《別の肩書き》で称されることもある。《希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件》の犠牲となった希望ヶ峰学園生徒会の生き残りで、爬虫類とも揶揄される長い舌が特徴。《希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件》を追っており、関係者にはその圧倒的な暴力でもって事情を聞き出そうとする。 村雨 早春(むらさめ そうしゅん) 超高校級の「生徒会長」の称号を持つ人物。《希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件》で犠牲となった希望ヶ峰学園生徒会の生き残り。幸運にも軽傷で済んだものの精神は既に壊れており、誰の言葉にも何の反応も示さなくなってしまっている。 『ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-絶望編』の7話で彼と思われる人物が登場した。
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