妖花アラウネ(1950)とは? わかりやすく解説

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妖花アラウネ(1950)

原題:Alraune
製作国:ドイツ
製作年:1950
配給:パールハウス大映
スタッフ
監督:Arthur Maria Rabenalt アルトゥール・マリア・ラーベナルト
製作:Otto Lehmann 
脚本:Kurt Heuser クルト・ホイザー
撮影:Friedel Behn Grund フリーデル・ベーン・グルント
音楽:Werner R. Heymann ウェルナー・R・ハイマン
キャスト(役名
Hildegard Knef ヒルデガード・クネフ (Alraune
Erich Von Stroheim エリッヒ・フォン・シュトロハイム (Jakob Ten Brinken)
Karl Heinz Bohm カール・ハインツ・ベーム (Frank Braun
Rolf Henninger ロルフ・ヘニンガー (Wolf Gontram)
Harry Meyen ハリー・マイエン (Graf Geroldingen)
Harry Halm ハリー・ハルム (Dr. Mohn)
Denise Vernac  (Gouvernante)
Trude Hesterberg トルーデ・ヘステルベルク (Firstin Wolkonska)
Julia Koschka ユーリア・コシュカ (Olga Wolkonska)
Hans Cossy ハンス・コッシー (Mathieu)
Gardy Brombacher  (Lisbeth)
解説
ハンス・ハインツ・エーヴァースの原作になる妖奇メロドラマで、かつてブリキッテ・ヘルム主演により映画化された。今回再映画化は、監督が「不滅の光」のアルトゥール・マリア・ラーベナルト撮影フリーデル・ベーン・グルント音楽は「会議は踊る」のウェルナー・R・ハイマンというスタッフ。ヒロインには「罪ある女」のヒルデガード・クネフ扮し、「サンセット大通り」のエリック・フォン・シュトロハイムが共演、以下カール・ハインツ・ベームロルフ・ヘニンガートルーデ・ヘステルベルクユーリア・コシュカハリー・マイエンらが助演する
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
十八世紀末、人工受精研究没頭していたヤコブ・テン・ブリンケン博士(エリック・フォン・シュトロハイム)は、その理論完成して死刑囚売笑婦から女の子作りアラウネ名づけた。成長したアラウネヒルデガード・クネフ)は絶世の美女となり修道学校入れられたが、脱走調べに出かけた博士は、彼女が人々異常な影響与えていたことを知った博士の甥の医学生フランクカール・ハインツ・ベーム)は博士邸を訪れてアラウネ美しさにうたれ、友人画家ウォルフとゲロルディンゲン伯にしらせた。しかし博士はフランクが彼女に近づくことをひどく嫌った知人のウォルコンスカ公爵夫人は娘のオルガユーリア・コシュカ)を彼とめあわせたがっていたので、極力フランクパリ留学すすめたアラウネ同行したいとは思いつめたもの博士妨げられフランクひとり旅立ったアラウネ女中の父の士地が競売されるときき、博士にそれを買わせたところ、意外に鉱泉噴出、ウォルコンスカ夫人はそれに投資した上娘のオルガアラウネに托してパリに出かけた。オルガからフランク愛しているときいたアラウネは、彼にはすこしもその気持がないと言って自殺ほのめかしたオルガまともに信じて自殺図ったがやっと一命とりとめたアラウネ魅力次第男達むしばみはじめ、馬丁のマチュース、ゲロイディンゲン伯、博士助手モーン画家ウォルフ次々に彼女の魔力のとりことなって身を誤まった。温泉場開場式、パリから帰ったフランク再会した彼女は、はじめて人間愛情目覚めたその時こそ彼女の通力終りだった。父博士から、彼女をめぐるすべての男は死なねばならぬときいた彼女はフランク避けようとした。フランクききいれなかった。怒り狂った博士アラウネ射殺、あとに残ったのは、人に幸福と破滅もたらすという草木アラウネ草の根だけであった。ブリンゲン博士人としてあるまじき罪を犯したかどによって絞首台上の露と消えた



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