天橋立とは? わかりやすく解説

天橋立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 00:20 UTC 版)

天橋立(あまのはしだて)は、京都府宮津市宮津湾内海阿蘇海を南北に隔てる全長3.6キロメートルの湾口砂州[1]日本三景の一つであり[2][3][4]2013年の観光入込客数は178万1900人と京都市を除いた京都府内の観光地で第1位である[5]


注釈

  1. ^ 京都府京丹後市久美浜町にある砂州(小天橋)とは別。
  2. ^ 砂嘴は、湾に面した海岸や岬の先端などから細長く突き出るように伸びている砂礫質の州である。一方砂州は、砂嘴が伸びて対岸にほとんど結びつくようになったものをいう。「5.海の作用による地形」(国土地理院)より。
  3. ^ 日本国事跡考京都大学)を参考に訓読したもの。
  4. ^ 地理Bの第5問の問3に天橋立の眺望の撮影地点を問う問題が出題。
  5. ^ 東方の雪舟観から北方の天上大パノラマ観まで、およそ時計回りに列挙してある。
  6. ^ 天橋立の中心部にある夫婦松までの距離。
  7. ^ 雪舟が『天橋立図』を描いた視点とは異なる。
  8. ^ 分かりやすくするために、オリジナル画像より回転(画像上方が西)、拡大及びトリミングを施す。

出典

  1. ^ a b c d e 浅井建爾 2001, pp. 130–131.
  2. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『日本三景』 - コトバンク(2015年4月12日閲覧。)
  3. ^ 日本三景 公式サイト”. 日本三景観光連絡協議会. 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月12日閲覧。
  4. ^ 日本三景天橋立”. 京都府ホームページ. 丹後広域振興局建設部丹後土木事務所. 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月12日閲覧。
  5. ^ 平成25年観光入込客数及び観光消費額調査結果概要”. 『統計京都』2014年9月号. 府観光課地域観光担当 (2014年9月). 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月12日閲覧。
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  8. ^ 路線名一覧”. 丹後広域振興局. 2018年10月31日閲覧。
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  10. ^ a b ことばの溜め池”. 駒澤大学. 2018年10月31日閲覧。
  11. ^ 運歩色葉集』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  12. ^ 『詞林三知抄』(早稲田大学図書館 伊地知鉄男文庫). https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko20/bunko20_00222/bunko20_00222_p0037.jpg 2021年9月11日閲覧。 
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  18. ^ 磤馭慮島(おのころ-じま)”. 『世界大百科事典』第2版. 2018年11月1日閲覧。
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  38. ^ “大学共通テストに天橋立や丹後ちりめん出題 地理Aと地理B”. 京都新聞. (2021年1月16日). https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/472238 2021年1月16日閲覧。 
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  45. ^ 「白砂青松」広葉樹生えすぎて台無し!? 天橋立、3月に50本試験伐採”. 『産経新聞』. 2018年11月29日閲覧。
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  50. ^ a b 同僚の悪ふざけで転落 天橋立「股のぞき」で50代男性が15メートル落下 落下事故での救助要請は初”. 関西テレビNEWS (2024年2月19日). 2024年3月9日閲覧。
  51. ^ 日本三景・天橋立『股のぞき』に大きく黄色の注意書き 同僚の悪ふざけで50代男性転落する事故発生 観光客は微妙な反応”. 関西テレビNEWS (2024年3月4日). 2024年3月9日閲覧。
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