大門発電所とは? わかりやすく解説

大門発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 08:27 UTC 版)

大門発電所(だいもんはつでんしょ)は、かつて福岡県北九州市小倉北区鋳物師町(旧・小倉市)に存在した火力発電所石炭火力発電所)である。1911年(明治44年)より1958年(昭和33年)にかけて運転された。


  1. ^ 『西日本鉄道百年史』11-13頁
  2. ^ 『九州地方電気事業史』115-116頁
  3. ^ a b c d e 『九州地方電気事業史』116-118頁
  4. ^ 『西日本鉄道百年史』13-14頁
  5. ^ 『九州地方電気事業史』198-200頁
  6. ^ a b c 『九州地方電気事業史』295-296頁
  7. ^ 「電力管理法」『官報』第3375号、1938年4月6日付。NDLJP:2959865/1
  8. ^ 「電力管理法施行令」『官報』第3480号、1938年8月9日付。NDLJP:2959971/2
  9. ^ 「日本発送電株式会社法第五条の規定に依る出資に関する公告」『官報』第3482号、1938年8月11日付。NDLJP:2959973/21
  10. ^ 『日本発送電社史』技術編194頁
  11. ^ 『九州地方電気事業史』354頁
  12. ^ 『日本発送電社史』技術編126-128頁
  13. ^ 『日本発送電社史』技術編341頁
  14. ^ 『九州地方電気事業史』782頁
  15. ^ 『九州電力10年史』45頁
  16. ^ 『九州電力10年史』59頁
  17. ^ 『九州電力10年史』373・387頁
  18. ^ 『電気事業要覧』第36回設備編362-363頁
  19. ^ a b c d e 『全国大発電所一覧』36頁。NDLJP:1210456/57


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大門発電所

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九州電気軌道」の記事における「大門発電所」の解説

「大門発電所」も参照 九州電気軌道電気事業開業した当初電源前身事業者から引き継いだ小規模火力発電所3か所のみであった発電所門司発電所小倉発電所八幡発電所称し門司蒸気機関による汽力発電所出力262キロワット小倉同様の汽力発電所出力135キロワット八幡吸入式ガス機関によるガス力発電所内燃力発電所)で出力60キロワットであった。 これらの小規模発電所替わる大規模火力発電所として、1911年明治44年5月6日に大門発電所が完成し16日より運転を開始したイギリスのブリティッシュ・トムソン・ハウストン製の蒸気タービンと1,000キロワット三相交流発電機各2台を擁する出力2,000キロワット汽力発電所である。所在地小倉市鋳物師町(現・小倉北区鋳物師町)。この大門発電所の運転開始に伴い小倉発電所廃止され門司八幡発電所は大門発電所からの送電を受ける変電所降格された。なお「大門発電所」と称するのは後述小倉発電所完成後でそれまではこちらが「小倉発電所」を名乗っていた。 電気・軌道事業拡大に伴い1911年10月早くも拡張工事起こされ1・2号機と同一仕様発電設備3号機)を追加して1912年明治45年6月竣工した以降下記のように次々と増設されている。 1914年大正3年5月 : 第2期拡張工事竣工、3,000キロワット発電機1台増設1915年8月3,750キロワット出力増)。 1915年大正4年8月 : 第3期拡張工事一部竣工、5,000キロワット発電機1台増設1916年大正5年2月 : 第3期拡張工事全部竣工、5,000キロワット発電機1台増設第3期拡張工事に伴い1916年5月1,000キロワット発電機3台廃止1918年大正7年3月 : 第4期拡張工事竣工1万キロワット発電機1台追加1919年大正8年3月 : 第5期拡張工事竣工1万キロワット発電機1台追加1927年昭和2年10月第6期拡張工事竣工し出力1万2,500キロワット6号発電機増設された。以後大門発電所の増設はない。1937年昭和12年12月時点での出力最大46,250キロワット常時21,250キロワット予備25,000キロワットであった1939年昭和14年4月に大門発電所は日本発送電へと出資された。日本発送電時代1944年昭和19年10月小倉発電所から大門発電所へと蒸気を送る送汽管が撤去されたため出力が46,250キロワットから25,000キロワット減少している。その後1951年昭和26年5月九州電力引き継がれるが、1958年昭和33年11月廃止され現存しない。

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