大竹三郎とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大竹三郎の意味・解説 

大竹三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/16 00:30 UTC 版)

大竹 三郎(おおたけ さぶろう、1928年10月31日 - )は、日本の化学者、科学読物作家湘南工科大学名誉教授。

略歴

神奈川県藤沢市出身。1949年東京物理学校(のち東京理科大学)理化学科卒。 神奈川県公立学校教員をへて、1965年相模工業大学講師、1975年教授、1977年副学長、理事。校名変更で湘南工科大学名誉教授。

1975年『黒つちがもえた』でサンケイ児童出版文化賞、1982年『ふしぎないろみず』で日本科学読物賞受賞[1]

著書

  • 『化学実験法の再検討』(明治図書、理科実験法の革新) 1964
  • 『ミクロ探検隊 わたしたちの原子論』(大日本図書、ジュニア・ブックス ノンフィクション) 1972
  • 『化学の基礎と実験』(秀英出版) 1974
  • 『黒つちがもえた』(古屋勉絵、大日本図書、子ども科学図書館) 1974
  • 『理科実験法の再検討 その教材論的研究』(国土社) 1980
  • 『ふしぎないろみず』 (岩波映画製作所写真、岩波書店、ぼくのさんすう・わたしのりか) 1981
  • 『はかる! 心から物の重さまで そして天びんからコンピュータへ』 (文と写真、大日本図書、子ども科学図書館) 2001
  • 『リモコンのふしぎ』 (文・写真、やまたか・まきこ絵、大日本図書、かがくだいすき) 2002

「かがくであそぼう」

  • 『わごむのピョン』 (荒木桜子絵、大日本図書、かがくであそぼう) 1979
  • 『音をつくろうでんわをつくろう』 (浅野利治絵、大日本図書、かがくであそぼう) 1979
  • 『うごくおもちゃコンクール』 (浅野利治絵、大日本図書、かがくであそぼう) 1979
  • 『水とくうきでマジックじっけん』 (月田孝吉絵、大日本図書、かがくであそぼう) 1979
  • 『しぜんのなかでみつけよう』 (松岡達英絵、大日本図書、かがくであそぼう) 1979
  • 『かげとひかりのあそび』 (浅野利治絵、大日本図書、かがくであそぼう) 1979

「じっけんはかせの理科の本」

  • 『風車をまわそう』 (月田孝吉絵、国土社、じっけんはかせの理科の本) 1981
  • 『空気をみつけよう』(稲川弘明絵、国土社、じっけんはかせの理科の本) 1982
  • 『重さ・体積とてんびんづくり』(梶鮎太絵、国土社、じっけんはかせの理科の本) 1982
  • 『じしゃくとさてつ』(稲川弘明絵、国土社、じっけんはかせの理科の本) 1982
  • 線香で火をしらべよう』(月田孝吉絵、国土社、じっけんはかせの理科の本) 1982

「日本の科学・技術史ものがたり」

  • 『鉄をつくる 出雲たたら』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1981
  • 『塩づくりとくらし 海の塩』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1982
  • エレキテルびっくり記 電気の発見』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1982
  • 『色を染める 』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1983
  • 『金属をさがす 鉱山の発見』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1983
  • 『橋をかける 川と水とくらし』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1985
  • 『道具をつかう 手のはたらきと機械の誕生』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1985
  • 『食べものとくらし 料理のはじまり』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1986
  • 『火ははたらく 科学と技術の誕生』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1987
  • 『病気とからだ くらしの中の医学』(大日本図書、日本の科学・技術史ものがたり) 1990

「実験はかせの理科の目・科学の芽」

  • 『電気のはたらき』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1993
  • 『太陽と光のはたらき』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1993
  • 『草花をそだてよう』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1994
  • 『生き物のくらしと自然』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1994
  • 『動物と友だちになろう』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1994
  • 『音ってなんだろう』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1994
  • 『空気と水のふしぎ』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1995
  • 『植物のつくりを調べる』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1995
  • 『磁石とモーター』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1995
  • 『てんびん・てこ・ふりこ』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1995
  • 『川といっしょに歩こう』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1995
  • 『人とからだのつくり』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1995
  • 『土地のつくりと岩石』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1995
  • 『酸・アルカリと水溶液』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1996
  • 『天気をしらべよう』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1996
  • 『火と金属のひみつ』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1996
  • 『星を観察しよう』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1996
  • 『動物と人のたんじょう』(野崎加代子絵、国土社、実験はかせの理科の目・科学の芽) 1996

共編著

  • 『化学の教育』(若林覚共編著、明治図書出版、講座・現代の自然科学教育2) 1965
  • 『化学教育の体系と方法 小学校から高校まで』(共著、明治図書出版) 1967
  • 『物質の学習 理科授業の新しい試み』(松井吉之助共著、明治図書出版、科学教育シリーズ) 1970

翻訳

  • 『化学実験教授法』 第1 - 続(ヴェルホフスキー、明治図書出版) 1961 - 1963
  • 『水の本性』 (ゲ・ユルコフ, イ・サフォーノワ、東京図書、科学普及新書) 1963
  • 「初等化学」全7冊 (スミルノフ他、訳編、東京図書、科学普及新書) 1962 - 1967
    1. 『基礎概念と法則』
    2. 『化学反応と化合物』
    3. 『周期律と原子構造』
    4. 『化学工業と金属精錬』
    5. 『有機化学と合成物質』
    6. 『化学の実験と指導』
    7. 『化学問題集』
  • 『化学結合と量子化学の方法』(シュウストロヴィッチ、明治図書出版、シリーズ・現代の科学) 1965
  • 『物質の化学構造』 (エヌ・ペ・アガフォーシン、訳編、東京図書、科学普及新書) 1965
  • 『化学の問題と解法』 (エヌ・エリ・グリンカ、三井澄雄共訳編、東京図書、科学普及新書) 1966
  • 『周期律の限界と発展』 (トリホノフ、明治図書出版、シリーズ・現代の科学) 1966
  • 触媒の化学』 (マルガリス、東京図書、科学普及新書) 1966
  • 『物理実験教授法』(ガリャーチキン, オリエホフ、明治図書出版) 1967
  • 『第三の化学 有機元素化合物の世界』(オ・ユ・オフロビスチン、東京図書、科学普及新書) 1967
  • 『金属と合金の本性』(アガフォーシン 、訳編、東京図書、科学普及新書) 1969
  • 『純粋物質を求めて 水から半導体まで』 (フィンケルシュテイン、東京図書、科学普及新書) 1969
  • 『化学結合とはなにか』 (ゲ・イ・シェリンスキー、訳編、東京図書、科学普及新書) 1970
  • 『科学的発見のアナトミア メンデレーエフの法則をめぐって』(ボニファチイ・ミハイロビッチ・ケドロフ、法政大学出版局、りぶらりあ選書) 1973
  • 『元素系の法則 その歴史と構造と矛盾』(D・N・トリホノフ, A・A・マカレーニャ、長田義仁共訳、総合科学出版) 1973

論文

脚注

  1. ^ 『現代日本人名録』1987



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大竹三郎」の関連用語

大竹三郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大竹三郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大竹三郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS