夜想曲別れ ヘ短調とは? わかりやすく解説

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グリンカ:夜想曲「別れ」 ヘ短調

英語表記/番号出版情報
グリンカ夜想曲別れヘ短調Nocturne "La séparation" G. vi, 204作曲年1839年  出版年1839年 

作品解説

2007年11月 執筆者: 齊藤 紀子

 ロシア人として国際的な評価を得るに至った最初作曲家考えられている。また、当時多くロシア人作曲家同様に貴族身分で、言わばディレッタントとして音楽携わるようになった。そして、幾度かイタリアベルリンにも足を運び、そこで触れた和声法ロシアの音楽要素折衷させる方法模索した。その試行錯誤は、後のロシアの音楽が、グリンカ模範しながら新しい道切り開いていったことから、ある程度成功していると言えるだろう。この作品は、グリンカ円熟期にあたる1839年35歳時に作曲された。グリンカの妹、エリーザヴェタ・イワノヴナ・グリンカに捧げられている。

 8分の6拍子書かれたこの作品は、冒頭コモド指示付されている。そして、8小節導入部開始する主として左右の手分けることのできる2つパート音楽運ばれるが、所々に、各パートを更に2つ声部分ける等の変化見られる

Michael Glinka “Werke fur Klavier oder Harfe” Feja 2002




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