千里馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/16 17:09 UTC 版)
千里馬 | |
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平壌の千里馬像
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各種表記 | |
チョソングル: | 천리마 |
漢字: | 千里馬 |
発音: | チョルリマ[1] |
日本語読み: | せんりば せんりま |
RR式: | cheollima |
MR式: | ch'ŏllima |
千里馬(チョルリマ、チョンリマ、朝鮮語: 천리마)とは、朝鮮の伝説上の馬[2]。漢文で「名馬」を意味する概念が土着化したもの。翼を持ち、一日に千里を駆けるという。「チョンリマ」と発音されることがあるが、朝鮮語にはパッチムによる流音化があるため発音は「チョルリマ」[1]のほうが近い。
概要
「千里馬」という言葉自体は、中国をはじめ漢字圏全体に古くからある。(例:『史記』巻24の「汗血馬」についての説明[3]や、ことわざ「千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず」[4])
北朝鮮の「千里馬運動」において、民族主義および社会主義体制の象徴、プロパガンダの材料として喧伝された。平壌の万寿台には千里馬の銅像がある。万寿台大記念碑にある金日成の巨大銅像の向かって右側にあり、すぐ下を走る勝利通りを見下ろしている。
脚注
- ^ a b "천리-마" NAVER. 2023年12月14日閲覧。
- ^ 平凡社 世界大百科事典 第2版『千里馬』 - コトバンク
- ^
中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:史記/卷024
- ^ 『千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず』 - コトバンク
関連項目
千里馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/07 10:00 UTC 版)
三蔵の乗る賢い白馬。“原典”においては龍の化身であったりするが、本作の場合はあくまで馬で、終盤龍に変身するものの、これは「法力が宿った」結果の一時的な姿である。
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