前札所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:11 UTC 版)
妙雲寺:天平5年(733年)石仙菩薩の開基で、如来応現の霊地として前札所であり、明治の神仏分離以前は、隣の石土神社と一体で、蔵王権現堂であり鎮守社であった。横峰寺巡拝および石鎚山登拝への登山拠点で行者の前行懺悔礼拝所であり、ここの参道を通ってお山に向かっていた。しかし、昭和になって河口まで県道が通りバスが運行するようになってからは殆どがそちらへ移ってしまった。また、明治17年(1884年)火災に遭い廃寺になった。明治28年(1895年)近くの大儀寺を移転し復興し「前札旧跡大儀寺」とした。昭和32年(1957年)石鈇山妙雲寺に複称なる。地図 清楽寺:天平年間に聖武天皇の勅願により国司越智玉澄が造営し行基が開基したという。横峰寺が廃仏毀釈で廃寺になった明治4年から四国八十八箇所第60番札所を引き継いでいたが当寺が復興した後の明治18年より札所を返して前札所となった。地図
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